2006年01月 アーカイブ
やき鶏や「なかいち」
昨晩、楽しい集まりがありました。
大阪で『ふたりっ子』や『オードリー』を書いていたころ、よく行っていた超美味しいやき鶏やが、赤坂にオープンしたお祝いの会です。
日曜日は休みなのですが、私達のために空けてもらって、俳優さんやスタッフや、NHKの大阪放送局で一緒に仕事をし、この店を愛していた人達がお祝いに集まったのです。
大学生になった『ふたりっ子』の茉奈、佳奈も、名古屋の仕事が終わってから駆けつけて来ました。
他に『ふたりっ子』からは岩崎ひろみ、段田安則、山本太郎、大先輩の香川京子さん、『オードリー』の賀来千香子、岡本綾、佐々木蔵之介。私が書いたドラマではないですが、『走らんか!』のスーちゃん(田中好子)や三国潮らが集まりました。それにNHKのスタッフです。
夜中の二時頃まで、みんなでわいわいしゃべっていました。私は日頃、黙って原稿を書いているので、声を出すとすごく疲れるのですが、案の定、今朝起きたら声が枯れていました。
ところで、みなさま方にも宣伝します。
このやき鶏やは美味しいですよ! かつては、大阪に行く新幹線の中から、はやくあの店のやき鶏が食べたいと思って、うずうずしたものです。大阪に行ったら、必ずこの店を訪ねていました。
TBSの方から一ツ木通り歩いて行くと、「一ツ木通り」という大きなアーチがあり、その手前を右折した左側。かわいい焼き鳥のイラストがあり、やき鶏や「なかいち」という看板があります。店は二階です。
ぜひ一度お試し下さい。普通の串刺しのやき鶏ではありません。
焼肉の鉄板で鶏肉を焼いて、この店秘伝のたれで食べるのです。
鶏肉も大阪南部の契約している牧場で放し飼いにしてある鶏なので、シコシコしていて、私のこれまで知っていた鶏肉とは、まったく違う味わいなのです。
わたしはレバーも、もつ類も嫌いですが、この店のレバー刺(金きも)は食べるのです。ハツ(心臓)も本当にうまいです。
最後は、この店の大将自慢のだしの関西風うどん。鶏炊き込みご飯もあったかな?
とにかくメチャメチャうまいですので、夜の赤坂にお出ましの折は、ぜひお試しを。絶対損しません!
ここのにごり酒も美味しくて、昨夜は賀来さんやスーちゃんもすっかり酔っ払っていました。あんなに酔った目をした賀来さんを見たのは初めてです。みんなふらふらしながら、真夜中の赤坂の町を歩いて帰りました。
真夜中だと知られた顔の人達が、束になって歩いていても人目につかないので、みんなリラックしていました。
やき鶏や「なかいち」の住所と電話番号です。
港区赤坂3-18-6-2F
TEL.03-3505-1571
いずれは、昼もやるそうです。昼メニューは親子丼と、オムライス。大将の作る親子丼とオムライスも、これまた超美味しいのですよ!
ああ、今日も食べたい気持ち・・・。
角川文庫の『究極のいい女』(解説・TBSプロデューサー、植田博樹) 幻冬舎の『四つの嘘』ぜひとも、お読み下さいね。よろしくよろしく!
究極のいい女
角川書店から『究極のいい女』というエッセイ集が、文庫で出ました。
単行本の時は『静心』という題名だったんですが、編集者の意見で文庫の時に題名を変えました。
『静心』もかなり気に入っていたのですが・・・。
私の「あとがき」と、TBSの植田プロデューサーの『解説』がついていますので、ぜひ、お読見下さい。
植田さんの文章が楽しいです。
来月は幻冬舎文庫で『ポンポンしてる?』が出ます。こちらの解説は、NHKの長沖チーフ・ディレクターが書いてくれました。
二冊とも仕事仲間の解説で、知らざれる私の素顔が暴露されています。
文庫で安いですから、買ってね。
『氷壁』と『輪舞曲ーロンド』
先週、マコトが死んで以降、テレビを見る気もしなかったのですが、週末は見ました。
NHK土曜ドラマの『氷壁』、TBSの日曜劇場『輪舞曲ーロンド』は、見ごたえありました。
もちろん『功名が辻』もよ・・・ウフフ・・・。
『氷壁』は、原作をはるかに超えたスケールで、2話は1時間見たらグッタリ疲れてしまいました。なぜなら自分がK2に登っているような気持ちになってしまったからです。私もドラマ創りのプロなので、他の人のドラマで、こういう気分になることは、あまりないのですよ。
生きていることを確かめるために、命の瀬戸際に挑戦する山の気持ちが、実によく描けています。男の友情も色濃く、「お前が好きだ~!」と、遭難しそうな時に叫んで、意識不明になりそうなパートナーを覚醒させる場面では、鳥肌が立ちました。またこの二人が、一人の女に惚れているところが、複雑で色っぽいのです。ん~・・・。
去年の夏、このドラマの演出家の長沖さんにNHKでバッタリ逢ったら、真っ黒に日焼けしておられ、南半球まで雪山を求めてロケに行った話を聞きました。本当にNHK始まって以来の大型ロケーションらしいですよ。だからと言って、人の気持ちの動きも映像に負けていません。さすが大好きな長沖さんの演出です。脚本より演出だなって感じ・・・かな? 一応、商売敵には厳しいので・・・私・・・。
ただ、このドラマの視聴率、あの感動の2話が何と7,2%だったのだそうです。新枠なので、なじみがないのかも知れませんが・・・。
この土曜ドラマの枠は、今のドラマ部長の悲願で出来た枠で、昔のドラマ人間模様のような、深いテーマを扱うことの出来る、実にNHKらしい枠なのです。私もぜひ書きたい枠だと思っていたので、NHKさんには、この枠を守り育てて欲しいと切実に思います。枠が視聴者の意識に定着するのには、何年かかかると思うので・・・。
ところで、このドラマの主役の玉木宏君は、『功名が辻』にも、山内一豊の弟、康豊の役で出ています。あんまり大きな役にならないと思っていたんですが、この『氷壁』の芝居を見て、一気に玉木君をいい役にしよう! と決意したオオイシです。もちろん役の重さは、プロデューサーやディレクターの意向もありますが、やっぱり脚本家の筆先ですから・・・。玉木君、断然いい役になりますよ!
TBSの『輪舞曲ーロンド』のチーフ演出は、平野君という若い人(といっても、30代かな、もう?)で、何年か前、『あきまへんで!』というドラマをTBSでやった時は、まだADでした。最近、演出家として頭角を現して来たんですが、個性的な映像ながら、人の心もきっちりと捉えていて、才能を感じます。平野さんとも仕事したいな~と思いました。
チェ・ジウの魅力は、今のところ、まだよくわかりません。きれいだけれど、きれいなだけ・・・芝居もそこそこ・・・。チェ・ジウに関しては、これからに期待です。
オサム18歳
死んでしまったマコトは、今はお骨になって、我が家にいます。この写真は、私のベッドの中で寝ているオサム(18歳)。2歳年下のマコトの方が先に逝ってしまいました。
オサムも真っ黒だった体に白髪がいっぱい出て、6キロあった体重が今は3キロになってしまいましたが、何とか生きてます。
ホリエモンの逮捕には、「ポスト小泉の動き」なんてものより深い裏がありそうだし、こういう事件では誰かが必ず自殺します。そして、本当に自殺なんだろうかと、みんなが疑います。
ああ、私ら庶民はあまりに無知。
松本清張じゃないけど、庶民とは無縁な黒い底流が、世の中には流れているんでしょうね。
それが何十年とかかって、ようやくうすぼんやりと真相が、それも思いがけない真相が見えてくるんでしょうね。
ホリエモンの「人の心はお金で買える」は不愉快だったけれど、今になって突然、そればかりあげつらうニュースも、どうなのかな~と、テレビに関わる者として、考えてしまいました。
猫のマコト。
今朝、マコトが死にました。
16年間、いろんなことがありましたが、何をどう書いていいのか、まだわかりません。
1.17
今日は阪神淡路大震災11年目、そしてヒューザーの小嶋社長の証人喚問、宮崎勤の最高裁判決、ライブドアの証券取引法違反での強制捜査。重い日でした。
安楽死か自然死か。
マコトが、再入院してから一週間になりました。
脳腫瘍で去年入院し、暮れに退院した頃は、左半身不随になりながらも、エッチラオッチラ歩き、トイレでオシッコもウンチも出来るようになり、夫と私のこともわかるようになっていたのですが、脳腫瘍による脳内炎症をおさえるために投与していたステロイドの副作用で、感染症にかかり、呼吸困難と全身の粘膜に潰瘍ができてしまいました。
お水も飲めなくなって入院したのですが、毎日面会に行くと、坂道を転がり落ちるように悪くなり、ついに今日、意識不明になりました。
脳腫瘍も悪化しているようです。
昨日は苦しそうだったので、安楽死も考えましたが、今日、動物病院の先生と話し合い、意識不明なら、痛みや苦しみも感じないだろうし、生物として天寿をまっとうした方がいいのではないかということになり、
安楽死はやめました。
どっちにしても後、2、3日らしいですが・・・。
いい獣医さんにめぐり合えて、本当によかったと思っています。私や夫のゆれる気持ちを、真摯に受け止めてくださったからです。いろんな動物病院に行きましたが、マコトの最後が、この先生のもとでよかったと思います。
16年前、捨て子だったマコトをもらい、片時も離れず一緒に暮らして来たので、本当に哀しい事態ですが、生とし生けるものは、いつか死ぬのだと思うと、やむをえません。わたしも同じ宿命を背負っているのですから・・・。
大河の第二回目の視聴率は、22、7%でした。ホッとしました。
ドラマの話しばかりですが・・・。
大河の放送が始まったばかりのせいか、ドラマのことばかり書いているけれど、私も他のことを考える時もあるんですよ。と言いながら、今日もドラマの話しなの。
今夜十時からNHKの土曜ドラマで『氷壁』が始まります。一緒に朝ドラ『ふたりっ子』と『オードリー』を創った長沖チーフ・ディレクターの演出です。明日は、TBSの日曜劇場で、大の仲良し植田プロデューサーの『輪舞曲―ロンド』(チェ・ジウ出演)が始まります。充実の一月期ですね。
長沖さんとも植田さんとも沢山のドラマを一緒に創って来ました。だから彼等が、他の脚本家と仕事をするのは、何となくヤキモチが焼けてなりません。寂しい~気持ちになってしまうのです。
私は大河を別のプロデューサーやディレクターとやっているのですから、勝手な言い分ですけど・・・。
そういう訳ですので・・・みなさん、私の仕事仲間のドラマも応援してください。
もちろん、明日の『功名が辻』は忘れず見て下さい! 第二回の副題は「決別の河」と言います。
昔は(今も県境はそうですが)、国境は河だったのです。河一つ越えたら、そこは敵国。その感覚は、今で言う韓国と北朝鮮の38度線のようなものだったでしょう。そこを超えたために人生がまったく違った方向に行ってしまったジェンキンスさんのように、戦国時代の人も、国境を越えて、別の国で生きるということは、ただごとでない覚悟のいることだったのです。
見てね。
けものみち
松本清張原作の『けものみち』が、テレビ朝日で始まりましたね。
ヒロインが勤めている料亭が出て来るけれど、実はあれ・・・私が生まれ育った実家の造りがモデルになっているらしいのです。
私の養母は、昭和元年から神田駿河台で、「駿台荘」という旅館を経営していました。お客様はほとんどが、出版社がカンヅメにする作家達。私が覚えている先生だけでも、松本清張先生、五味康介先生、五味川純平先生、開高健先生、江戸川乱歩先生、檀一雄先生など、きら星のごとき作家達が、同じ屋根の下で原稿を書いておられたわけです。
「駿台荘」の“書院”という名前の部屋は、中庭に面しており、そこから裏口に出られるようになっていて、外に出る秘密の通路のようなものとつながっていました。
ヒロインが、その秘密の通路を通って犯罪を犯すところを、今日の放送でもやっていましたが、私が育った「駿台荘」のことを思い出し、急になつかしくなりました。
大学生の頃、私がたまたま『けものみち』を読んでいたら、養母が、「その中に出て来る宿屋の造りは、うちと同じでしょ」と言ったのです。なるほどその通りで、驚きました。養母に案内させて、清張先生は、何度も、秘密の通路を通って外に出る時間などを計算なさっていたそうです。
清張先生は、ご自宅の書斎がお好きで、外ではあまりお書きにならなかったという話も聞いたことがありますが、「駿台荘」には、一時期、よくみえていたのだと思います。清張先生がお気に入りだった“書院”という部屋は、江戸時代の建築を移築して、建物の中に組み込んだもので、中庭の灯篭なんかも、
建築物と一緒に養母が買ったものでした。
昔、『けものみち』を読んだ時から、うちの書院から中庭のイメージが、私の頭にこびりついているので、
今日のセットは、ちょっとイメージとは違いましたが・・・。それにお客様のお布団なんかも、もっとすっごくいいお布団使っていたと思います。すいません、文句言って・・・。
ドラマ創っている者にとって、こういう視聴者が一番困るんですよね。
ベガーズ・オペラ
以前、一緒に劇団を主宰していた永井愛さんの芝居『歌わせたい男達』が、朝日舞台芸術大賞のグランプリを受賞しました。
もう愛ちゃんは、世の中の賞という賞は全部取ってしまって、残っているのは文化勲章くらいなんですけど・・・何度取っても、めでたいことです。
私は向田邦子賞と橋田賞くらいしか取ってないので、愛ちゃんの気持ちはわかりませんが・・・。
今夜は、内野聖陽クンの主演している日生劇場のミュージカル『ベガーズ・オペラ』を観に行きました。
ブレヒトの『三文オペラ』の原作になった作品です。そもそもブレヒトが、原作物を書いていたことに驚愕。
内野クンは相変わらずセクシーで素敵だったけど、四時間近くある上演時間は長く感じました。
音楽も『エリザベート』のように頭に残るようなメロディーがなく、やや物足りなかったかな。ワルツのリズムは心地よかったけど・・・。
カーテンコールでは、客席は総立ちでしたが、私はスタンディング・オベーションに値するほどでもないかな~と思って、拍手はしたけど、ずっと座ってました。
楽屋で会った内野クンは、結構疲れていました。舞台が八百屋(ナナメになっている舞台のことを言います。八百屋さんの商品を並べてある部分がナナメになっているのにちなんで、八百屋というんですけど・・・)で、しかも階段が多く、その階段を華麗に駆け上がったりしないとならないので、二回公演だと辛いみたい。
そうは言っても、才能に恵まれた役者はしあわせですよね。客席に座っていても、見ている私より、舞台の上の役者達の方が、絶対にしあわせだろうといつも思うのです。
そんなことを考えつつ、家に戻って、すぐ机の前に座り、仕事に戻りました。私って、何て働き者なんだろうと思いつつ・・・。
ため息の朝・・・。
視聴率、19、8%。次回に期待です。
今朝は8時から、呼吸困難に陥った猫のマコトを連れて動物病院に行っていました。
脳腫瘍による脳内の炎症をおさえるために使っていたステロイドのせいで、感染症にかかったのか、全身の粘膜がただれてしまって、口の中も、おそらくは内臓も潰瘍だらけ。
点滴で水分を補給し、栄養を入れないと死んでしまうし、呼吸も・・・かなり重篤な状態だと言われ、入院しました。
そんな中で、プロデューサーからの電話を受けました。
マコトのことと視聴率のことで、深いため息の朝でした。
何度も見て思ったこと
昨晩、大河ドラマ『功名が辻』の初回放送があり、友達やら他局のプロデューサーやディレクターから、たくさんのメールや電話をもらった。
プロはさすがにプロのご意見があり、素人の友人の暖かい励ましありで、いよいよ始まったな~という気分。
放送は、私も6時のハイビジョンと、8時の本放送を見たけれど、もう何回も見ていたので、何度も見ているからこそ、わかる部分も出て来た。
桶狭間の戦の、三千対三万という数の違いが、映像的に見えにくかったかも知れない。十倍の兵力に勝った信長の計算も見えにくかった。
でも、上川君の一豊が素敵で、幼い千代でさえ、恋心を抱くという部分が、実によくわかった。
これは台本も演出も超えた、役者の魅力である。上川君には大感謝。そして彼の才能にうっとりした。
セリフをあまりしゃべらない武田鉄也さんも新鮮。アドリブも極力押さえたと、私には言っていたっけ。
主役しかやらないのかと思ったら、こういうポジションもさらりとこなす所が見事。あの人は只者じゃない。
私は第一回が完成してからもう、十回くらい見たので、いろいろ感慨も違って来ている。
台本執筆は、もう33回目の展開を考えているところ。
私の台本の中ではもう、信長も、武田さんの吉兵衛も、お市もお濃も、みんな死んでいる。これから秀吉と家康。秀吉が死ぬと、家康と三成の時代になる。茶々も活躍する。まだまだやることは沢山あり、後十数回でおさまるかどうか、最近心配になって来た。
本日、第一回放送です。
大河ドラマ『功名が辻』、本日第一回目の放送です。
ぜひご覧下さい。
もうそれ以外、言うことはありません。
よろしく!
ブログ形式にします!
遂にというか何というか、この『静の海』のトップページを、ブログ形式とします。
去年の夏から大晦日まで、シャープのページでやっていた『シズカのフロク』が、思いのほか反響があり、このままヤメてしまうのも寂しく思って、こちらの形式を変えました。
物書きがブログを書くことに、どんな意味があるんだろうと思いつつ、大河ドラマの放送も始まるので、タイムリーな裏話でも出来たら、喜んでいただけるかも知れないと思って・・・。
私のお正月は元旦も2日も3日も4日も、一歩も外に出ずに、大河の31話を書き上げ、今、32話にかかりました。
さて、今晩夜7時半より、本放送で『カウントダウン、功名が辻』という番組があります。私の自宅の仕事部屋に、はじめてカメラが入りましたので、ご興味のある方は、ご覧下さい。
この番組のために武田鉄也さんと対談し、監督と対談し、スタジオで仲間さんとおしゃべりしたり、いろんな場面を撮りましたが、まったく採用されず、ひたすらオオイシは机に向かっている姿で出演しています。こういう姿は普通なら公開しないんですが、カウントダウンのプロデューサーが、鈴木圭さんという『ふたりっ子』の時の演出チームにいた人で、将棋のアイデアを出してくれた恩義ある人だったので、ついやってしまいました。
彼は、今は偉くなってチーフ・プロデューサーとなり、ひとつ前の朝ドラ『ファイト!』をプロデューサーした人です。
『ふたりっ子』から10年経ちますが、一度築いた信頼関係は、今も生きています。彼のプロデューサーでなかったら、私も仕事場を公開することはなかったでしょう。
今度のことでも再認識したのですが、仕事は局とやるのではなく、人とやるのだとしみじみ思いました。
8日の『功名が辻』第1回の前に、『カウントダウン、功名が辻』の方も、ぜひご覧下さい。面白く出来ていますので・・・。
こんな感じで、できればマメに更新してゆきたいと思っています。
でも今、うちの猫、オサム18歳が腎不全で、マコト16歳が脳腫瘍で重体になっており、年末から介護な日々を送っています。
脳腫瘍のマコトはもう目も見えないし、左半身が動かないので、
歩くのも介助してやらないとなりません。餌を食べるのも、トイレに行くのも、介助してやらないと、左に転がってしまうからです。
二匹とも、そう長くはないかも知れませんが、最後まで、私と夫の傍で、穏やかに過ごして欲しいと思っています。子猫の頃から一緒に暮らして来たし、人間と違って、言葉で我がまま言わないから、どんなになってもいとしさは変わらないのですよ。
私も、憎たらしい言葉を発しない、かわいい年寄りになりたいと思うのですが、無理でしょうね。
では本日の『カウントダウン、功名が辻』と明日の大河ドラマ『功名が辻』第一回を、どうぞご覧下さい!
あけましておめでとうございます。
暮れも元旦も、パソコンの前で大河の台本を書いています。
一年前に第1話を書き出し、今、31話。私の予定では、40話くらいは軽く言っているはずだったのに・・・。8日、20時から、その大河ドラマ『功名が辻』が始まります。7日の19時半から直前特別番組『カウントダウン、功名が辻』もあります。私の仕事部屋に初めてカメラが入りました。プロデューサーとの打ち合わせ風景も、初めて公開します。結構秘蔵映像満載ですので、そちらもご覧下さい。
今月、エッセイ集『究極のいい女』(単行本の時の題名は「静心」です)が、角川文庫に、2月に『別れられないよね?』が幻冬舎文庫になります。小説『四つの嘘』ともども、ぜひよろしくお願いします。
皆様にとって、2006年が素晴らしい年でありますように・・・。