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2020年03月 アーカイブ

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なるほど・・・

京都大学・ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授のツイートを見て、腑に落ちました。
都知事も首相も“週末外出自粛要請”する時に、こんな風に説明してくれたらいいのにな、と思いました。
長い連続ツイートなので、以下は私の要約ですが・・・。

今回のウイルスは感染していても、多くの人は気づかない。
だからこそ危うい。
知らないうちに感染し、知らないうちに人に移してしまう。
移った人の中には、発症して死んでしまう人もいる。
「無症状だけど、自分は今、感染している」と考えると、「誰にも移してはならない」と考える。
移されないようにするのではなく、移さないことに意識を集中する。
それをみんなでやれば、たとえ今感染していなくても、他からは移されない。
みんなでやれば、みんな助かる。

マスクも移されないためではなく、移さないためにつける。
外出中は、目鼻口を手で触らない。意外に難しいが意識していれば可能だ。
家に帰ったら速攻、手を洗う。ドアノブも拭いておく。
外出先で、手が洗えない時はアルコールスプレー。なければウエットティッシュ、それもなければ、濡れたハンカチでよく手を拭く。ウイルスが100分の1になれば、まず感染はしない。 ――のだそうです。

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お礼とお知らせ

『知らなくていいコト』ご覧下さった皆様、ありがとうございました。

狩山監督の密度濃い演出と、吉高さんの情感あふれる芝居・・・やさしさ、怒り、情けなさが、どれもたまらなくセクシーな佑クンの芝居・・・胸に迫りました。
小林薫さんの圧巻の存在感、演技派となった重岡クン・・・蔵之介さん、山内さん等、週刊イースト編集部の芸達者な役者達の軽快な芝居・・・セットデザイナー、カメラマンの見事な仕事ぶりも、忘れられません。
ラブストーリーだけでなく、週刊誌の功罪も考え続け表現し続けたので、この物語をつむぐことは本当に苦しい作業でしたが、私の心にも余韻を残す、忘れがたい作品となりました。
ご覧下さった皆様に、心からお礼申し上げます。

< パリの番組、再放送のお知らせ >
一昨年9月に、NHK・BSプレミアムで放送された『エレガンスの舞台裏』が、明日、12日(木)17時30分で再放送されます。
私は基本裏方ですが、この番組は10日間もパリにロケに行き、2時間も出演するという前代未聞の仕事でした。
大人がイキイキと生きるパリのエレガンスを、オオイシが探ります。
2時間もある番組なので、適度に休憩しつつ、断片的にでもご覧いただけたら、
うれしいです。
息が苦しくなるようなドラマとは対極にある、すご~くのんびりした番組です。

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明日、最終回です。

『知らなくていいコト』日曜日の夜、クランクアップしました。
最後は尾高のスタジオのセットで、ケイトと尾高の最終回の見せ場となる長~いシーンでしたが、吉高さん演じるケイトと、佑クン演じる尾高を、いつまでも見ていたいと心から思い、終わってしまうのが寂しかったです。
普段のクランクアップはサバサバした明るい気分なのですが、この作品は、書いた私の体にもまとわりついて離れないような感覚のドラマとなりました。
どうぞ皆様も、ケイトと尾高の行方を、乃十阿とケイトの関係を、編集部のこの先を、見届けて下さいね。

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9話、そしてセットアップ

今日は、週刊イースト編集部の撮影が最後の日なので、生田スタジオに出かける予定です。
素晴らしいデザインのセットでしたし、ステキな才能が揃った週刊イースト編集部でしたので、終わってしまうのは寂しい限りです。
そして放送は今夜9話。
互いへの想いがはち切れそうになっているケイトと尾高の芝居が、胸に迫ります。
台本ではさほど描いていないのですが、塚本監督の演出のうまさですね。
東京に出て来た乃十阿も、海辺の自転車屋にいる時とは違い、昔、学者であったという風情がにじみ出て、それがまた哀しいです。
是非ご覧下さい!
今夜9話の放送が出る頃、生田スタジオで編集部のキャストは収録をアップします。

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