2010年11月 アーカイブ
« 2010年10月 | メイン | 2010年12月 »
特典映像
京香さん、長谷川君、ラストカット現場の写真。
この5倍以上のスタッフがいます。
今日放送の8話のラストシーンですが、あれが主役二人の本作品収録ラストカットでした。
編集で落とされていましたが、あの後、二人は抱き合い、るいさんも行さんも涙を流します。
私の台本は放送の通りで、見つめ合って「つづく」なんですが、演出家はその先も撮りました。私も現場で見ていて、これもありかなと思ったのですが、放送には出ませんでした。そこまで説明しない方がいいと判断したのでしょう。その判断は的確だと思いますが、いい絵が撮れていたので、DVDの特典映像にでも入れて欲しいですね。
DVDのことはまだ決まってませんが、出るとは思いますので。
放送ではほんの10秒のシーンでも、何時間もかけて撮ります。ですから世に出ないシーンが山のようにあるのですよ。他のドラマで捨てカットに未練を感じたことはありませんが、この作品には世に出なかった美しいシーンがいろいろありますから・・・。
昔、イタリア映画に『ニュー・シネマ・パラダイス』という作品がありました。
検閲でカットされたあらゆる映画のキスシーンが、最後のタイトルバックに次々と流れます。鳥肌の立つような感動的なラストでした。
セカバーの思い出のラブシーンを、放送に出なかったものも含めて『ニュー・シネマ・パラダイス』のエンディングのように編集し、DVDの特典映像になるといいな~と、個人的には思っています。
面倒な作業なので、NHKがやってくれるかどうかはわかりませんが、お願いはしています。
『プライド』舞台稽古
今週発売(首都圏は明日)の週刊ポストと週刊現代に『セカンドバージン』特集記事が出ています。
よかったら見てね。
8話は、拘置所の中の行さんが見ものですよ!
拘置所のシーンは夜中の3時まで撮影してましたから・・・。
予告編にもチラリと出ましたが、無精ひげの行さんがセクシーです。
るいさんと愛子さんのシーンも胸にしみます。
万理江は本妻の貫禄炸裂!
ご期待下さい。
セカバー以外の話題もたまには・・・。
今日は、シアタークリエ12月公演『プライド』のテクニカルリハーサルに行きました。
衣装の早替りと、劇中歌のPAチェックをしていましたが、わりとみんな余裕の雰囲気。
『セカンドバージン』の最後の方の収録は、時間との闘いでホント切羽詰っていたので、こちらの舞台稽古がのどかに見えました。
今回の演出スタッフの中には、遠い昔、二兎社の公演で私と一緒に仕事をした人もいて、本当になつかしかったです。
こういうことがあると、私は芝居の出だったんだな~って思い出します。
劇場の空気は独特ですから、遠い昔にタイムトリップした気になりますね。
『プライド』の後も、来年2月に青山劇場で『愛と青春の宝塚~恋よりも命よりも~』の再演があり、芝居づいてます。
今年は『セカンドバージン』一色だったので、リハビリにはいいかも。
次々記事が出ます。
名前はないけど、私の得意料理。
ジャガイモ千切りにして、バターでさっと炒め、フライパンにギューギュー押しつけると、こんな感じに焼けて美味しいの。
誰に出しても好評よ。
昨日、日刊ゲンダイに「セカンドバージン」特集記事が出ました。
昨日バタバタしておりアップしそこねて残念。
来週は週刊ポストと週刊現代に特集記事が出ます。
こんなに注目されているのに、なぜ視聴率が出ないのかしら・・・???
先日、NHKのセカバー公式ホームページの掲示板に、株価1万円越えは鈴木行効果ではないかという書き込みがあり、大笑いしました。センスのいい書き込みに脱帽。
出来ました!
最終回の台本と小説版『セカンドバージン』の見本。
今、自宅に届きました。
22日発売です!
560円と、雑誌くらいのお値段ですから、買ってね。
最後の方、書いていて泣きそうでした。
行さんがかわいそうで・・・。
来週はいよいよ第7話。
演出も切なくてスリリングでエッチで、私はこの回かなり気に入ってます。
物語は激しく前に進みますし、役者もすっかり役になじんで、感情表現も炸裂しています。
私が書いた台本ですが、へえ~、そう来たかって思う所が、演出的にも演技的にもいろいろありました。
見てね。
昨日発売の女性セブンに3ページの「セカンドバージン」特集があります。
12月のシアタークリエ『プライド』もただ今稽古中。
20日に初めて通し稽古するそうなので、稽古場に行って来ます。
追悼
ドラマの中の猫レタ君はおとなしい子だが、うちのアランは暴れん坊。
昨日、作詞家の星野哲郎先生がなくなった。
類稀なる才能と、美しい風貌を持たれた先生だった。
週刊ポストにエッセイを連載している時、星野哲郎先生の“詞”と“お顔”が好きだと書いたら、直筆のお手紙をいただいた。
「オオイシさんに誉められて、その日は一日しあわせだったよ」と、娘に語るような感じで書いてあり、本当に驚いたのを思い出す。
「一度会おうね」とも書いてあったが、お目にかかることはなかった。
それからしばらくして、ホテルニューオータニのロビーでお見かけし、お声をかけたいと思ったが、他のお仲間も大勢おられたので遠慮した。
「ドブに落ちても根のある奴は、いつか蓮の花と咲く」という歌詞が、遠い昔、10代だった私の胸にストンと落ちた。
以来、私はいつも根のある人間でありたいと思い、根のある作品を書かなければならないと素直に信じて来た。
一行の詞が長く人の人生を支えることがあるということを、星野先生は教えてくれた。
トリュフォーが亡くなった時と同じくらい哀しい気分。
この文章を書いていても目の奥があつくなる。
小説版「セカンドバージン」22日首都圏、24日全国発売。
ネタバレ
今日出たアエラに「セカバーはまってませんか」という記事が出てます。
同じく今日発売の週刊朝日の特集記事「セカンドバージンな女たち」では、私のインタビューも出ています。
先週発売で今出ている週刊新潮でも吉田潮さんに誉めてもらってます。
よかったら見て下さいね。
今週発売の女性セブンにも特集記事3ページが載ります。
週刊ポストの取材も明日受けます。記事は月末らしいですけど・・・。
このドラマ、いい出来だと思ったのに、何か地味なスタートになっちゃって寂しかったんですが、だんだん注目されて来ました。
小説本『セカンドバージン』、首都圏は22日、全国24日、幻冬舎より発売です。
少しでも安くお手元に届けたいと思い、文庫にしました。
買ってね。
それから、明日、スタジオパークに出ます。
OA.も明日で6回目。
キスシーンありますよ。な~んて・・・余計なこと言って、プロデューサーに叱られそう。
不思議・・・
経験は人を魅力的にする。
若い子より、45歳のキャリアのある女性の方が素敵だ。
その想いで書いて来た『セカンドバージン』だが、今朝、胡錦濤と会談する菅総理のニュースを見て、私の論理に当てはまらない人もいると思った。
背筋の伸ばし方、まなざしの強さ、それだけを取っても胡錦濤との格の違いを露呈して、どれだけの国民を絶望させただろうか。
菅総理の若い頃は本当に美しい。凛とした清潔感に満ちており、薬害エイズ問題で官僚と戦った気鋭の大臣時代も、それは颯爽としたものだった。
それなのに年を重ね、経験を重ね、不思議なくらい何もかも失ってしまった気がする。
私は政権交代を熱烈に祈ったし、民主党の混迷も、自民党がメチャメチャにした国を立て直すのだから、しばらくは仕方ないと思って来たが、菅総理になって、これはダメだと心の底から感じている。
どうしたらいいんだろう・・・。
『セカバー』の裏話は公式ホームページのスタッフブログに書いたので、そちらを見てね。
打ち上げ
昨晩「セカンドバージン」の打ち上げがありました。
乾杯の掛け声は「モンディアーレ!」
鈴木行の会社の名前です。
オールアップの写真撮影も「チーズ」ではなく「モンディアーレ!」
ビンの蓋が開かない時など、「モンディアーレ!」と言ってひねると開くそうですよ。皆様もお試しを・・・。
二次会では長谷川君が、年上の女への思いをジュリーの「危険なふたり」に乗せて熱唱、京香さんがキャンデイーズの「年下の男の子」で答え、盛り上がりました。
撮影は終わりましたが、スタッフの編集や音入れ作業は続きますし、放送も続きますので、どうか引き続き、「セカンドバージン」ご覧下さいね。
撮了
「セカンドバージン」本日オールアップしました。
最後は注目の二人のラブラブシーン。
現場では「二組目のセカンドバージン」と言われています。
これ以上はネタバレなので、言えませんが・・・。
写真は午前中に行われた京香さんと長谷川君のラストカットの合間に撮影したもの。
ふたりとも、この世のものと思えないくらい美しいです。
長谷川君は午後から芝居の稽古なので、午前中に濃い~シーンを撮り終えました。
るいさんの家、行さんの家の外観を撮影させていただいたお宅のご家族や、近所の奥様達も沢山いらして、共に撮影終了を祝いました。
ロケなのに主題歌が流れ、花吹雪が舞って、別れを惜しみました。
打ち上げは明日なんですけど、今日も明日もお別れ会って感じ・・・。
イベント続きで、今抱えている仕事が進みません。
「セカンドバージン」今夜も見てね。