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2024年09月 アーカイブ

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34話放送後

源氏物語をいろいろな人達が読む所、読む人それぞれのキャラクターがきちんと立っており、
シーンからシーンへのつながりがものすごく繊細で、美的センスにあふれた色っぽいステキな演出でした。
若紫の登場をまひろが書く所も、作家のイメージが膨らむ様子が、独特の感性で描かれてましたね。『源氏の物語』を書き始めた時と同じ音楽がかかってました。
“曲水の宴”がこの回のピークなのかと思って書きましたが、監督的には若紫の誕生が最高潮の場面だったそうで、その意図が放送を見ているとよくわかりました。若紫誕生のシーンがまひろももっともキラキラしてました。
松本監督、40話も演出しますので、ご注目下さい。

大変だった“曲水の宴”撮影の舞台裏は「100カメ」で。

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まもなく34話です。

もうお昼BS4Kは終わってしまいましたが・・・
今日34話に出て来る“曲水の宴”に100カメが入っています。
曲水の宴のためだけに建てられたセット。庭に流れる川は、モーターで水を流しています。
お酒を入れた盃が川を流れて行って、貴族はそれを取って飲んだりします。
その様子をドローンで撮影したのですが、この日のスタジオも一大イベントな雰囲気でした。
私も見学に行っちゃったくらいですから。
12日の19時半NHK総合「100カメ」
今日の放送分をご覧いただいていると、「100カメ」もより面白くご覧頂けると思うので、
今夜も木曜も、ぜひ見てネ。
34話を演出した松本仁志監督は32歳だったかな? 大河初演出です。
初々しくてステキな人でした。
松本監督の繊細な演出をぜひお楽しみ下さい。
あ、もうすぐ18時のBSが始まります。

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33話放送後

道長がまひろにプレゼントした扇子は、チーフ監督の中島さんが、初期の頃から発注して作ってあり、どこで使えるかなかなかアイデアもなく、ヒヤヒヤものでしたが、33回で使えてホッと一息。胸キュンシーンになってよかったです。
道長のまひろを見るまなざしが、何とも言えない風情で、今回もたまりませんでした。

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