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26話放送後

一条帝は教養はあるし理想もあるけど、自分の欲には勝てない所がまだ幼いです。ま、帝も人間ってことですが。すべての事情が読めているのに、一条の想いに頼るしかない定子。中関白家の業を一人で背負ってしまった哀れを、繊細に演じる高畑充希さん、素晴らしいです。
「入内を許す」からのパイプオルガンすごかったですね。
黛さんの演出は、音楽も効果音も入っていない編集上がりの段階で見てもステキなんですけど、音楽の入れ方も見事で、心が持って行かれました。
まひろも教養はありますが、夫婦間の妥協と言う名の愛について、いとに言われるまで気づかないのもいい年をしてどうなのか? と思いつつ書きました。
台本は、いつもかなり大胆に欠陥のあるまひろ、偏屈なまひろを描いていますが、吉高由里子さんの持ち味と芝居で嫌味を消してくれています。
なのでこの頃は安心して、ますます台本上は偏屈なまひろになってます(笑)
ちなみに宣孝が投げつけられた灰は、コンスターチなんだそうです。昨日スタッフに「あれ、きな粉?」と聞いたら「コンスターチです」って。
石山寺ではまた月のしずくが舞いました。
10話の廃邸でまひろと道長が結ばれた夜に降っていた月のしづくです。同じ黛さんの演出でした。

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