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47回放送後

あと一回かと思うと、胸が一杯で何書いたらいいかわからないですが、47回では公任と道長のシーンが好きでした。
道長の実資との信頼関係を目にして傷つく公任を、町田さんがリリカルに演じてくれていました。道長のために隆家を評価しなかったという公任の気持ちは嘘ではないですけれど、政治家としてのセンスのなさが、これまた哀しくもあります。
公任は関白の嫡男として育ち、文化面ではダントツの才能を発揮しますが、政治家としては道長に遠く及ばなかったのですね。
この夜のシーンの田中陽児監督の演出もステキでした。
危機感のない中央政府、何もしない政治家・・・昔も今も同じだな、と思いながら書きました。

先月、「光る君へ」のアートブックが出ましたが、各セクションのチーフが語る、作品つくりの細部へのこだわりが胸に迫ります。私も相当わかっているつもりでしたが、へえ~そうだったのかと驚くことばかり。皆さんもぜひ、これを読んで、プロのスタッフの仕事を知って欲しいと思いました。

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