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今日44話です

前回43話の実資VS道長ですが・・・
台本の打ち合わせの時、チーフ監督の中島さんに「実資は正論だけを言っても面白くない。うさんくささもあった方がいいので、最後はちょっと意味不明なことを言って去って欲しい」と言われました。
なるほどと思い「志を追いかける者が力を持つと、志そのものが変わって行く。それが世の習いにございます」と言わせたのです。
このセリフ、一瞬なるほどと思われた方もあったと思いますが、実は意味不明です。
なので道長も「・・・???」となった訳です。
台本の意図が伝わった手ごたえはほとんどなかったんですけども、実はそういう狙いだったのです。
このあたりから実資のセリフがどんどん増えて行きます。
46話、47話などはまひろや道長より沢山しゃべっているかも知れません。
目を丸くして長台詞をしゃべる実資が、とてもチャーミングです。

今夜は望月の歌を道長が詠みます。
黛監督の美しい演出が道長の孤独をあぶり出しています。
ぜひ見てね。

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