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16話、放送後

女房づとめも板につき、自信の出て来たウイカ清少納言が絶好調。
香炉峰の雪の所でかかる冬野さんの音楽もワクワク感を盛り上げてくれました。
音楽入れるタイミングも絶妙。定子サロン登華殿のアングルもとてもステキで、部屋の構造と奥行きを感じさせてくれました。
道兼は、次第にかわいそうだと視聴者の方に思って見ていただけるようにと、考え抜いてああなりました。今日も内裏の廊下で道長とすれ違う時の、静かな横顔が印象的でした。

このドラマはラブストーリだけではないのですが、まひろと道長がずっと会わないと何となく物足りなく・・・今日は無理矢理接近させました。意識のないまひろに向かって「逝くな、帰って来い」というセリフを書いた時、これは柄本さんが痺れる芝居するだろう、と予感しました。オオイシ的にはキスシーン以上に胸アツでした。
それと、道綱がいい女を抱きそこなったと道長に言う所、ドキっとしてホッとする道長の表情が、この回一番の面白ろポイントでした。
吉高さんのまひろの、感受性高過ぎ、こころざし高過ぎ、貧し過ぎ、ゆえにいつも憂鬱な感じが、私の思う生れ出たことの哀しさに苛まれ続ける紫式部ピッタリで、いとおしかったです。

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