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2018年11月 アーカイブ

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ベルトリッチ監督

ベルトリッチ監督が亡くなりましたね。
「暗殺の森」「ラストタンゴ・イン・パリ」「1900」「シェルタリング・スカイ」「ラストエンペラー」好きでした。
全世界がその才能に敬意を抱き、映画を愛し、華やかで見事で手応えのある人生だったでしょうけれど、どんな才能も終わりを告げるんです。終わるからステキでもある訳ですが・・・。
寂しさが胸をつきました。

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決定稿へ・・・。

『大恋愛 ~僕を忘れる君と~』最終回・決定稿へ向けての原稿を、先程入れました。
去年『トットちゃん!』を書き上げてから、こちらの仕事に入ったので、本当に長い長い仕事でした。
PCには、登場人物の名前や、しばしば出て来るシーンの名前を、一文字で入力できるように単語登録してあるのですが、1つの番組が終わると、それをある日、決意を持って削除します。
その時はとても寂しい瞬間です。
来年1月の『家売るオンナの逆襲』もあるので、単語登録があまり増えると、使いにくくなることもあり、今日いくつも、エイヤッと思って削除しました。
でも「尚」と「真司」は残しました。放送が終わるまで、削除する気分になれなくて・・・。
「な」で「尚」 「し」で「真司」と出るんですが、次の番組でイモトアヤコさん演じる「白洲美加」と言う役の「白洲」を「し」で登録してあるので、『家売るオンナの逆襲』を書いているのに、なぜか「真司」という名前が出て来てしまい、その度に心が揺れます。
同業者に聞いたことはないですが、みんなこの想いは経験しているのではないでしょうか。

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まもなく

「大恋愛~僕を忘れる君と~」第7話、放送です。
ぜひ、ご覧下さいね!

今日も、最終回の最後の打ち合わせで、ついさっきまでTBSにいました。

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泣いた!

映画『ボヘミアン・ラプソディー』を見た。
音楽にはうとい私だが、クィーンの曲は昔からシビレるな~と思っていた。
映画の前半は、フレディー・マキュリーの若き日とクィーンのサクセスストーリーが描かれるが、うまい台本でもなく、冴えた演出でもない。イマイチだなと思って見ていたら、若きフレディーが「俺はなりたい自分になっているか」と自問する場面があった。
その瞬間、「私はなりたい自分になっているか? なっていないとも言えないけど、なっているとも言えないな」と思ってしまい、何だか猛然と切なくなって涙してしまった。
ラスト20分のライブは、噂通り圧巻! 前半の退屈さはふっとんだ。
映画はラストがすべてと言うが、本当にそうだと思う。
フレディ―の類稀なる才能と儚い人生、不条理な運命にあらがうような、受けいれているような彼の複雑な想いがラストのライブに凝縮していて、もう観客全員泣いている感じ・・・。
久々に映画見て泣いた。

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今夜6話です

いささかの印税を得た真司は、1LDKのマンションを借りて、尚との結婚生活をスタートさせます。
病状も安定して、この上なくしあわせな生活を送っているかにみえた2人ですが・・・。
今回もたまげることが起きますので、ご期待下さい。

「大恋愛」のノベライズ本、上巻が発売されました。
これは、私の書いた脚本をもとにして、髙橋和昭さんが小説に書き起こしてくれたものです。
小説がドラマの原作ではなく、脚本が原作となっている小説本です。
どうでもよいことのようですが、オリジナルのドラマを生み出すことにこだわって来た私にとって、
これは重要なことなんです。
高橋さんは、昔、私がお世話になっていたエージェントのスタッフでもあった方で、編集者でもあり、
気心も知れているので、無理を言ってお願いしました。
高橋さんならではの解釈もあり、へえ~と思ったり、ドキッとしたりしながら、読みました。

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川口能活選手

サッカーの川口能活選手が、現役を引退するというニュースを見た。
1996年の大みそか、私は朝ドラ『ふたりっ子』がヒットしていたので、紅白歌合戦の審査員に選ばれた。
その年、アトランタオリンピックで、強豪ブラジルからゴールを守り切り、日本に奇跡の勝利をもたらしたゴールキーパーの川口選手も審査員の中にいた。まだ21歳くらいだったと思う。
黒いタキシード姿で、本当に美しかった。美貌の男優は見慣れているけれど、誰もかなわないくらい美しいと感じたものである。
審査員の中に話し相手がいないみたいで、ひとりポツンとしていたのを思い出す。
43歳になった川口選手の引退会見を見て、当たり前の感慨ながら、私にとってもアッと言う間の22年だったな・・・と思った。
21歳の時の風貌を思い出すと、すっかりおじさんになったように見える川口選手だが、まだ43歳だ。
新しい道が充実したものであることを、心から祈った。

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『エレガンスの舞台裏』再放送中!

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今、何気なくテレビをつけたら、9月29日に放送したBSプレミアム・スペシャル『エレガンスの舞台裏』を再放送していました。只今放送中です!
6月に10日もパリにロケに行ったのも、今や遠い昔という気分。
ナポレオンに見いだされたショーメの初代デザイナーが、宝石にこめた哲学に痺れます。
若者はひかえめで、大人が胸を張って生きているパリ・・・また行きたいな・・・。
吉田鋼太郎さんのナレーションが見事で、番組をグレードアップしてくれました。
宝石は8Kカメラで撮っており、普通の部分も4K。
そこがこの番組の隠れた見せ場でもあったんです。

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今夜「大恋愛」5話です。

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私のスマホ、ロック中の画面はこれ。

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明日、4話です。

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明日は、TBS金ドラ『大恋愛 ~僕を忘れる君と~』4話の放送です。
「第1章が終わる」とホームページに書いてあるそうですが、脚本を書いている時は、そんなつもりもなく書いていました。
でも確かに、5話から第2章が始まる感じにはなってます。
大恋愛で結ばれた2人の出会いの章が終わり、これからどう展開して行くのか? ぜひ4話の終わりに直結している予告編もお見逃しなく・・・。
4話は、夢のようにやさしかった真司が、気難しい表情や厳しい顔を見せます。
真司もただいい人なだけではない・・・と言う深い心のヒダを、ムロさんが見事に演じています。
一方、割り切ったエリートだったはずの侑市が、人間らしい懐の深さを見せて、グッと話が立体的なりました。
ぜひ、ご覧下さいね。

写真は、秘密のマイ・パワースポット**の滝。
パワーをもらわないと、心も体も頭も崩壊しそうなので・・・先週末、朝一番の新幹線で行って来ました。
この朝、滝には虹がかかっていました。何度も来ている滝ですが、虹がかかっていたのは初めて。
この虹が、きっと『大恋愛 ~僕を忘れる君と~』を爆発的ヒット作にしてくれる・・・と勝手に胸に言い聞かせながら、マイナスイオンを一杯浴びて、帰って来ました。

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