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2025年03月 アーカイブ

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自分の姿

「最後の講義」をご覧下った皆様、ありがとうございました。
自分の姿をテレビで見るのは恥ずかしいですね。
柄本佑さんは収録直後のチェックも、OAも見ないそうです。「どうして?」と聞いたら「恥ずかしいから」と言ってました。
自分の姿をうっとり見つめるタイプの役者、厳しく検証し反省したり納得したりする役者、演技し終わったらそれっきりの役者。いろいろですが、どれも気分はわかる気がします。

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「最後の講義」に出ます

3月12日(水)NHK Eテレで22時から
『最後の講義』に出演します。
先月収録しましたが、どんな風に編集されているのか私も放送まで見せてもらえないようで、ドキドキです。
吉高由里子さんがナレーションを引き受けて下さり、驚きました。
素敵な番組になっていることを祈ります。
『最後の講義』は好きな番組で、これまでもいろんな方のお話を楽しみに見て来ました。
西原理恵子さん、桂文枝さん、柄本明さん、保坂正康さんのお話は今も心に残っていますが、やってみるとまた違う感慨を持ちました。
これまで、あまり生い立ちについて語ることはしなかったのですが、今回自分の話をしたので、終わった後、ドッと疲れました。
何だか恥ずかしいですけど、よろしければ、ご覧下さい。

▶︎ 最後の講義ウェブサイト

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もう3月です

お知らせが後手後手になってしまいましたが・・・
7月期の連ドラの情報が解禁になりました。
『しあわせな結婚』 テレビ朝日木曜9時
マリッジサスペンスとプロデュ―サーが名付けてくれましたけど、阿部サダヲさんの魅力を、どんな風に生かせばいいか、私の腕の見せどころだと思って頭をひねっています。
監督は『セカンドバージン』以来15年ぶりの黒崎博監督。民放初演出です。
ちなみに黒崎監督と、『光る君へ』の中島由貴チーフ監督は、NHKで同期なのです。

さらに昨日、『光る君へ』のシナリオが電子書籍で発売になりました。
膨大な量なので、紙の書籍は無理だと思っていましたが、電子書籍で世に出ることになり、とてもうれしいです。
読み返すと、困難な平安時代に挑み、みんなで試行錯誤していた日々があれこれ思い出されて、胸がつまります。
『光る君へ』を愛して下さった皆様、もう一度シナリオであの世界を追体験して下さい。放送されなかったシーンや台詞なども満載です。

それと・・・昨日、帝劇が閉館しましたね。
子供の頃は帝劇のお芝居を見るのが好きで、発売日に劇場のチケットカウンターに朝から母と並んでチケットを入手したものです。那智わたるさん、高橋幸治さんの『風と共に去りぬ』、蜷川さんの『三文オペラ』『ロミオとジュリエット』『近松心中物語』 ミュージカル路線が定着する前の帝劇です。
こちらは再オープンするそうですが、国立劇場をいつまで国は放置する気なのでしょうか。石破首相の頭にも、阿部文部科学大臣の頭にも、そんなことはなさそうで寂しい国です。小さい声は上げているんですけど、もっと言わねばですね。

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