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2013年12月 アーカイブ

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年賀状を書きながら・・・。

今夜、年賀状を書きながら、テレビで『フィラデルフィア』という映画を見た。1993年の作品で、その頃も映画館でも見た覚えがある。
同性愛者でエイズを発症した青年弁護士(トム・ハンクス)と、彼の敵であったはずの黒人弁護士(デンゼル・ワシントン)が、力を合わせて差別と戦うお話。
法廷劇として圧倒的に見事なのだが、ゲイパーティーで男同士がチークダンスを踊るシーンを見ていると、男が女を愛しても、男が男を愛しても、それはその人の自由なんだということが痛いほどわかる。
こういう映画を中学生とか高校生に見せたらいいと思うけどな。人間の自由と平等について、法律の意味について、深く考えるチャンスになるんじゃないだろうか。
好きな映画かと聞かれたら、そうでもないけれど、スゴイなと思う作品だ。

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頑張ってほしい!

「結いの党」というネーミングは、ま、そうなんだろうけれど、淡いな~と感じる。
しかし、江田憲司さんには頑張ってもらいたい。
この人の言っていることが、いつも一番わかりやすいもの。

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今夜思ったこと。

次の都知事候補の名前が、次々と上がっている。
でもぜひ、この人なら・・・と思える人は、私的にはいない。
猪瀬さんの方が、ずっといいんじゃないかと思えてならない。
そう思っている人は、案外多いのではないだろうか。

アスリートの頂点は短く、世代交代は急速で辛い。
辛い、辛いと思いつつ、全日本フィギュアスケートの中継を2日間、見入ってしまった。
神様は、いつも残酷だ。

それと、明日の深夜から『ガラスの家』再放送です。
私も久しぶりに見よっかな。

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お知らせ

岡田准一さんがパーソナリティーをつとめるラジオ Growing Reed に出演します。
明日、22日(日)深夜24時から25時 J-wave です。
よかったら聞いて下さい。

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キャプテン・フィリップス

『キャプテン・フィリプス』という映画を見た。
アカデミー賞有力候補作らしい。
ソマリアの海賊というものが、こういうものなのかと知って驚いた。
しかし、ハリウッドの映画にアメリカの軍隊が出て来ると、やたらとカッコよく、他の者はみな無様だ。
トム・ハンクスのおさえた芝居もなかなかだが、私的には、海賊を演じた黒人若手男優達の飢えたまなざしに胸打たれた。ああいう目が出来る若者、日本にはいないもの。
どういう役者達なんだろう? 素人とは思えないけど・・・。
ハラハラドキドキし通しで、映画見た! って感じだったけれど、なぜか1週間もしたら忘れてしまいそうな予感。

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都知事の実績

徳洲会から選挙資金を引き出そうとしたことと、そのやり方は、猪瀬都知事の脇が甘かったと思う。
元々ジャーナリストで、こういう問題を責める方の立場だったから、世の中も厳しいのだとも感じる。
しかし、猪瀬都知事は、これまで私達都民のために、よく働いてくれていたと思う。
オリンピックがあった方がいいかどうかは、私は懐疑的だったが、それ以外のことでは、これまで猪瀬さんを頼もしい都知事だと、心から思って来た。
週刊誌などの叩き方は、読んでいると苦しくなる。
何でこんな意地の悪い世の中になったのだろう。

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12月8日

72年前の今日、太平洋戦争が始まった。
12月8日が開戦記念日であることも、知らない人が増えたと言う。
知らないということは、判断も出来ないということだ。
昨日と同じようなことを、今日も書かずにいられない。
開戦から3年半で、焼け野原となる日本だが、それでも情報が統制され、日本軍が勝っていると報道されていた。
戦況は国家の秘密事項だったからだ。

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今夜・・・。

ネルソン・マンデラ氏が亡くなり、特定秘密保護法が採決された夜――。
日本は明らかに逆行していると思う。
情報がなくなれば、人は考えることを次第にしなくなる。
ただでも従順な日本国民は、ますます大人しくなり、権力が好き勝手なことをやるようになるのかと思うと、恐ろしくて息が苦しくなる。
強行採決してまで、この法案を今すぐ通したかった政権の意図は何なのかも、我々は結局、わからないままだ。

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やっぱりそうか

自民党の石破幹事長が、自身のブログで、特定秘密保護法反対のデモに対し、
「主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」
と書いていたそうだ。
この政治家は恐ろしい人だと思っていたが、やっぱりそうか、と思う。
デモをテロと言うということは、国民には、どんな発言も主張も許さないと言うことだ。
この国は、とんでもない方向に向かっている。

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