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私がズレているのだろうか?


1ドル360円の固定相場の時代を知っている私から見ると、なぜ長い間の円高を逆手に取って活かすことが出来なかったのか。輸出業の苦しさを補うような円高の活用方法はなかったのかと、今でも思う。
去年の秋頃のどうにもならない不景気の苦しさは、円高だけのせいとも思えない。
テレビ局の多くは、こんな時代も増収増益だが、そのために私達外部の者へのギャラは減らされ、制作会社に落ちる製作費も削減されて久しく、不景気の風は我が身のこととして身に染みていた。
しかし、この円高と財政破綻の元凶である自民党政権が復活し、アベノミクスへの期待で、世の中がウハウハしている感じはしっくり来ない。
本当にいい方向に進んでいるんだろうか。
かつて原発に関しても、私達は誰でも不安な感じを持っていたのに、これでいいのだという世の中の勢いに、反対することもはばかられる雰囲気になって行った。
もっと昔に遡れば、戦争に突き進む世の中に、国民は声を上げられなかった。
その時々の切実な事情はあったとは言え、後になってみると、あの時みんながおかしいと言っていれば・・・ということだ。
誰もがわかっているはずだが、円安になれば石油も天然ガスも、小麦などの食料も、銅とか鉛とかも高くなるのだから、そんなにいいことばかりとも言えない。
小麦が高くなり、電気代も高くなり、パン屋が値上げしないとやって行けなくなって、物の値段が上がっても意味はない。そんな風に物価が上がったら、どうなるのだろう。恐ろしいインフレだ。
でもとりあえずウハウハしているのが、心意気というもんなんだろうか。
こんなことを言うと、みんなが前向きになっている時に、何を言うかと、また言われるのはわかってるけど、それでも言った方がいいような気がして・・・書いてみた。

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