2013年02月 アーカイブ
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お天気お姉さん
今日、情報解禁になったので、お知らせします。
次のドラマは、4月12日からテレビ朝日毎週金曜23時~
金曜ナイトドラマ 『お天気お姉さん』 です。
出演―武井咲 大倉忠義、佐々木蔵之介ほか
佐々木蔵之介さんとは、2003年の『あなたの人生お運びします』(TBS)以来の仕事で楽しみです。
ナマ武井咲さんはスゴイ美人でした、当たり前ですが・・・。
今日のコラム
今日の日経新聞に『61年目のテレビ』という長いコラムを書いたら、感想をいろいろいただきました。
ありがとうございました。
いつも先に情報を出そうと思うんですが、別の原稿を書いていると忘れてしまうんです。
ドラマのOA.だけは忘れないんですけど・・・。
1人3役
NHK よる☆ドラ『書店員ミチルの身の上話』が面白い。
テレビマン・ユニオンの合津直枝さんという才能ある女性プロデューサーが、プロデュースも脚本も演出も全部1人でやっている。
とてもめずらしいやり方なのだが、企画・脚本・演出のすべてが見事で驚きだ。
主演の戸田恵梨香さんの芝居もめちゃめちゃリアルで、正に演技賞もの。こんなにいい女優だったのか感動して見ている。
こういうドラマを書きたいな~。
私がズレているのだろうか?
1ドル360円の固定相場の時代を知っている私から見ると、なぜ長い間の円高を逆手に取って活かすことが出来なかったのか。輸出業の苦しさを補うような円高の活用方法はなかったのかと、今でも思う。
去年の秋頃のどうにもならない不景気の苦しさは、円高だけのせいとも思えない。
テレビ局の多くは、こんな時代も増収増益だが、そのために私達外部の者へのギャラは減らされ、制作会社に落ちる製作費も削減されて久しく、不景気の風は我が身のこととして身に染みていた。
しかし、この円高と財政破綻の元凶である自民党政権が復活し、アベノミクスへの期待で、世の中がウハウハしている感じはしっくり来ない。
本当にいい方向に進んでいるんだろうか。
かつて原発に関しても、私達は誰でも不安な感じを持っていたのに、これでいいのだという世の中の勢いに、反対することもはばかられる雰囲気になって行った。
もっと昔に遡れば、戦争に突き進む世の中に、国民は声を上げられなかった。
その時々の切実な事情はあったとは言え、後になってみると、あの時みんながおかしいと言っていれば・・・ということだ。
誰もがわかっているはずだが、円安になれば石油も天然ガスも、小麦などの食料も、銅とか鉛とかも高くなるのだから、そんなにいいことばかりとも言えない。
小麦が高くなり、電気代も高くなり、パン屋が値上げしないとやって行けなくなって、物の値段が上がっても意味はない。そんな風に物価が上がったら、どうなるのだろう。恐ろしいインフレだ。
でもとりあえずウハウハしているのが、心意気というもんなんだろうか。
こんなことを言うと、みんなが前向きになっている時に、何を言うかと、また言われるのはわかってるけど、それでも言った方がいいような気がして・・・書いてみた。
いつか来た道
中国の大気汚染は、半世紀前の日本と同じだ。
川崎や四日市の工業地帯の煙突から上がるカラフルな煙を、幼心にも恐ろしいと感じたことを思い出す。
西日本の大気汚染が基準値を超えていると言われているけれど、何日も前から、私は東京の空も、微妙にどんよりしているような気がしている。
福岡で出た汚染数値は、「健康への被害は直ちにはない」そうだ。
しかし、その言葉、もはや誰が信用するんだろう。
3,11の後、繰り返された枝野さんの会見を思い出すのは、苦しく虚しい。
私はどうしても、そこに帰ってしまう。