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感謝をこめて・・・。


「クレオパトラな女たち」後3本で終わり、ということを前回、このページに書いた所、無念だというメールを、たくさん頂戴しました。
この番組を愛して下さっている皆様のお気持ち、うれしく、ありがたく、胸にしみました。
長年ドラマをやって来ましたが、このチームは特にみんなの相性がよく、雰囲気もよく、言葉の通じるいいチームです。何を話しても、から回りしてしまうようなチームもありますから・・・。
今回は役者も見事に役にハマっており、スタッフキャスト全員、渾身の力を出しています。台本も悪くないと思っています。
最初の頃は、峯太郎と裕のスピンオフを単発ドラマか映画で・・・などと、様々に夢を膨らませていたのですが、人生、思うようにはならないものですね。
しかし、現場は折れることなく、高いモチベーションで撮影は進行しています。
放送局といえども、企業経営の立場から物を見れば、視聴者の皆様のお気持ちや、クリエイターの志より、大切なものがあるようです。それは単に視聴率だけでもないのです。
基本的に私は使っていただく立場ですし、外部の人間ですから、それをとやかく言う立場にはありませんが、この作品は撮影前から、くずおれそうになることが多々ありました。
もみくちゃにされながらも、みんなで力を合わせて、よくここまで来たとさえ思います。
今は、このドラマを愛して下さった皆様に、なるほどと思っていただけるようなステキな最終回となるよう、頭をひねっている所です。
峯太郎と裕のラストシーンは、もう決まってる・・・って言うか、もう書いちゃったんですけど・・・。
自分でもグッと来るような切ない、そして激しいシーンです。
ううう、しゃべりたいけど、ここでしゃべっては元も子もないので。
残り3本、見てネ。

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