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2013年08月 アーカイブ

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1話出来ました!

『ガラスの家』第1話が仕上がりました。
去年の秋に書き始めたことを思うと、長かったです。
やっと映像になった感じで、感慨ひとしお。
渡邊良雄監督の演出が品よくエロチックで、とてもいい仕上がりです。
9月3日、ぜひ見て下さい!

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今日のニュースに思う

ブルネイでTPP交渉会合が行われている。
そのニュース映像に見る甘利経済再生相の疲れた表情!
私は甘利さんと知り合いではないし、特別な思い入れもないのだけれど、あんな甘利さんの厳しいお顔は見たことないわ、と感じた。
余程厳しい状況なんだろう・・・。

「健康な独身女性の卵子凍結を認めるガイドライン」を日本生殖医学会が出したそうだ。
以前、生殖医療についての講演会を聞きに行って知ったのだが、現在、100万人生まれる子のうち、2,5万人が人工授精。
40人に1人が体外受精。 都会では20人に1人にも上がると言う。
不妊の夫婦は現在6~7組に1組。将来的には3,5組に1組にもなるらしい
凍結受精卵も凍結精子も、半永久的に生きるけれど、卵子は、受精卵や精子ほど凍結した場合、安定感がないとも聞いた。
少子化を食い止めないとならなのだろうけれど、一方で、生殖倫理の問題は、重く深い。
心にひっかかるニュースだった。

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岡忠さん

“岡忠さん”とみんなに呼ばれていた『ふたりっ子』の時の美術デザイナーが亡くなった。
テレビ創生期からバブルの頃まで、テレビが坂を駆け上る熱き時代を、NHKの美術デザイナーとして生きた方だ。
天下茶屋商店街、豆腐屋の屋根裏みたいに狭い二階など、今も忘れられない独特の世界観のセットだった。
私の身長くらいの通天閣も作り、あちこちに持って行って、その作り物の通天閣を置いて撮った。
今でもその私の身長くらいの通天閣は大阪のNHKにあり、歌謡番組などに登場していると言う。
「人間は上と下だけや。中はうたかた。上にもなれば下にもなる」という“銀じい”のセリフは、岡本さんのセリフを、そのままいただいたものだ。
キャンディーズの故・田中好子さんが大好きで、「スーちゃん」と呼ぶスタッフに、「スー様とお呼び!」と叱った話は有名だ。
私も大阪NHKで故・田中好子さんと何度かお仕事をしたが、「スーちゃん」と呼ぶ人は一人もいなかった。全員「スー様」
若い者に君臨出来るオヤジが少なくなった今、岡忠さんのことを思い出すと、あの圧倒的存在感は本当に見事であったと思う。
ご冥福をお祈りいたします。

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オリンピック東京招致

「ガラスの家」がNHKなので、最近NHKばかり見ている。
1964年のオリンピック東京招致のドキュメンタリーを見て、泣いてしまった。
命をかけて、アジア初のオリンピックを東京に招致するために行動した人達の姿は、あまりにも感動的で、日本人として誇らしい。
当時の対抗都市は、ウィーン、デトロイト、ブリュッセル。
圧倒的劣勢を覆した人々の話は、一々説明すると長くなるので、ぜひ再放送を見て欲しい。
先日の新富裕層のドキュメンタリーも面白かったけれど、こういう希望のあるものが、日常空間にあるテレビには向いているのだと、当たり前のことを思う。
ドラマの場合、希望を歌い上げる方向のものばかりになるのは疑問だが、何を表現するかは、永遠に難しいと考えさせられた。

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新富裕層

NHKスペシャルで、『新富裕層 VS 国家』を見た。
長身で颯爽としたシンガポールのリー・シェンロン首相は、「ますます世界の貧富の差は広がるだろう。そしてシンガポールはますます潤うだろう」と言っていたが、一般国民の抗議集会が最近は増えている。
高い住宅、車・・・普通の人は暮らしにくく、海外から移住して来た新富裕層に対する非難が高まっているそうだ。
日本にも、新富裕層が190万人もいると言う。
優れたものを作っても、お金を転がす技と頭がないと、裕福にはなれない。
お金を転がせる人が一番素晴らしいと思って育つ子供は、この先、どんな世の中を作るんだろう。
各国の国税庁は国際協力の元、海外に逃げて行く新富裕層の資産を、見逃さないよう努力していると言うが、そもそも経済のグローバル化とITの発達で、国境はなくなり、国家に納税するという感覚も失われつつある。
この番組を見て、税金を取る側の人達に、ぜひ頑張って欲しいと、初めて思った。私も調子がいい。
さすがNHKという、よく出来た興味深い番組ではあったけれど、見終わって心底虚しい気がした。

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仕事依存症の恐怖

勝谷誠彦さんの有料ブログの一説に、「私のような究極の自由業者は、自分で休みを作らないと、仕事依存症になってしまう」とあり、ゾッとした。
私は正にこれだ! と思ったからだ。
恐い・・・壊れそう・・・でも仕方ない・・・と思い、前に進む。

「ガラスの家」ドラマスタッフブログに、フランスロケの写真とか載せてもらいたいな~。
私もまだ映像を見ていないので・・・。
一度、スタジオには行ったけれど、台本書くのに追われていて、現場はまったく行っていない。
役者の芝居も、もうちょっと見ながら書いた方がいいと思うんだけど・・・。

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ロケチーム帰国


先週末、ロケチームはフランスから帰国。
みんな疲労困憊で心配ですが、そのまま東京でのロケの突入!
頑張ってます。
私も、ラストの方を書いてますが、もう頭が爆発しそうな気分・・・。
まだ、番宣スポットも流れませんが、9月3日からです。
見てネ。

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宣誓

ニュースで、夏の甲子園の選手宣誓を見た。
いつもの宣誓口調ではなく、普通に語る帯広大谷高校の主将は、実に感じがよかった。
「仲間を信じ、未来を信じ、今よりも一歩でも前進します」
という文学的表現は、自分で考えたんだろうか。
優れた若者と、どうにもならない若者の格差が、とてつもない時代なのだと聞くが、世界水泳でも甲子園でも、若者の姿に胸打たれた。
才能もあり、努力もできる人間はステキだ。

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フランスロケ

『ガラスの家』のロケ隊が、2日の夜、フランスに向けて出発しました。
パリから4時間くらいかかる、メチャ不便な場所ですが、大西洋に面したダイナミックな景観の岬と、その周辺でのロケです。
私はもちろん、東京で執筆中。
事故などなく、みんな元気で、いい映像が撮れますように・・・。

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