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2016年07月 アーカイブ

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住もう君


3話から登場したテーコー不動産、現地販売グッズ「住もう君」
いいアイデアだと思ったんですが・・・まったく話題にもならず、出演者にも不人気。
「記念にこれ頂戴」と言って言っているのは、プロデューサーと私だけ。
プロデューサーは携帯の待ち受けも「住もう君」なんですが・・・。
北川景子さんにも「いらない」と言われています。

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第3話


明日、27日(水)、「家売るオンナ」3話の放送です。
ヒロインが写真のような姿になります。
これは何をする人でしょう・・・?
3話は、物を極端に持たないミニマリストの男と、何も捨てられないゴミ部屋の女を、無理矢理くっつけて家を売る話ですが、この回が一番むずかしかったです。決定稿まで時間がかかりました。
強引な台本を、佐久間監督が見事に料理してくれて、2話とはおもむきの違う面白い回になりました。
こういう時、みんなで創るドラマの仕事の醍醐味を感じますね。
ぜひご覧ください!

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DVD


今年4月から6月までNHKで放送した『コントレール 罪と恋』 
DVD発売が決まりました。
10月19日発売です。
ぜひ、思い出の1セットに・・・。
何だか遠い昔みたいですが、1カ月前まで放送していたんですよ。
なつかしい・・・。

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『家売るオンナ』 第2話


明日、『家売るオンナ』2話の放送です。
1話は、脚本も演出も役者も、まだ迷っている部分もあり、あれこれ反省点が多かったのですが、
2話、3話は、この番組独特の世界観をうまく表現出来たと思います。
2話は、20年引きこもっていた40代の男に、100歳まで引きこもれる家を提案するメチャメチャな話ですが、きっとお楽しみいただけると思います。
ぜひご覧ください!
北川景子さんの美貌はさえわたり、芝居も1話より安定して来て、三軒家万智の自信と貫録、そして孤独を見事に表現しています。
それと工藤阿須加くんがかわいいです。お父さんの“愛嬌”と“華”を受け継いでいますね。
華やかさは努力して出るものではないので、この先精進してくれれば、将来大型の役者になるかもしれません。
いろいろな二世と仕事をしましたが、お父さんとは違う世界での勝負だからでしょうか。今まで出会った二世の中では、一番好きです。

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家売るオンナ


明日、13日から日本テレビで『家売るオンナ』
(毎週水曜、夜10時。連続10回)が始まります。
出演は北川景子、仲村トオル、工藤阿須加、イモトアヤコ 他
どういう話かと言うと・・・不動産屋を舞台にしたお話です。
稀なる美貌を持ち、数々の謎をまとい、誰にも何にも媚びずに、独特の哲学で、家を売りまくるスーパー不動産屋、三軒家万智の奇想天外な活躍を爽快に描きます。
1話完結の肩の凝らないコメディーですので、お子様からご年輩の皆様までお楽しみいただけるようにと思って書きました。
6月まで放送していた前作『コントレール 罪と恋』とは対極にある作品ですね。
最近、シリアス濃厚ラブストーリーのオオイシになってしまっているので、こういうのだって書けるんだよ、というアピールでもあります(笑)
今をときめく北川景子さんの美貌も圧巻ですが、仲村トオルさんの気弱な課長のそこはかとない色気、イモトアヤコさんの見事な女優ぶりも見ものです。
是非、ご覧下さい。

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毎年同じことを書いてますが・・・。

ウィンブルドンの季節になると、1年のはやさを感じる。
大好きなロジャー・フェデラーが、今年は準決勝で敗れた。
毎年そうなのだが、フェデラーの試合を見ていると、恋愛している時のような切ない気分になってしまうのが、不思議だ。
トニー・レオンの映画見たって、ここまで胸キュンしないのに。
純白のユニフォームが誰よりもよく似合い、勝っても負けても穏やかな表情を崩さず、圧倒的に品がいい所がたまらない。
息子くらいの年齢ですが、重厚で格調高いのは、神に選ばれた人間だからだろう、きっと。
でも、負けた。無念。

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マイケル・チミノ監督

今朝の新聞で、『ディアハンター』のマイケル・チミノ監督が亡くなったことを知った。
この映画を初めて見た時は、3日くらい食欲もなくなるくらい、打ちのめされたのを思い出す。
ベトナム戦争の兵士となった青年達の苛酷な人生は、のんびり生きている私の心を、根底から揺さぶったからだ。自分が今生きていることが、あんなに虚しく、あまったるく感じられたことは、その後の人生でもないくらい、この映画には力があった。
フィクションの力を改めて認識した映画でもある。
77歳で、死因は不明だと、新聞には書いてあった。
多作ではなく、『ディア・ハンター』の他には『天国の門』『イヤー・オブ・ドラゴン』しか、私は知らない。
どうしておられるのかな・・・と時々思う監督だった。
どうぞ安らかに・・・。

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