2010年09月 アーカイブ
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地震予知
電子レンジの上のサボテン。電磁波防止のために置いている。こんなことで電磁波が防げるとは到底思えないけど・・・。
昨日の夕方、パソコンの片隅にテレビを映しながら仕事をしていた。
集中している時はテレビも音楽も何もない方がいいのだが、昨日はダラダラしていたわけだ。
すると突然「地震が来ます。大きな揺れに警戒してください」という放送に画面が切り替わった。正確には思い出せないが、東北地方、関東地方、それに長野県が警戒地域だと言っていたような気がする。
これが地震予知だと思って、椅子から立ち上がったが、どうしていいかわからない。とりあえず仕事をする時につけているお線香の火を消した。
それから靴下を履いたものかどうか、洋服を着替えた方がいいかどうか、財布にお金は入っているだろうか、猫をどうしようか、などと思い迷っているうちに、東北地方で地震があったというニュース速報に変わった。
関東地方は揺れなかったが、本当に東北地方には地震が来た。速報の何秒後かに! スゴイ! 日本の地震予知のここまで来たのかと、深い感慨を抱いた。
これからもぜひ教えてもらいたい。何も出来ないけど、とりあえず火くらいは消せるということがわかったので・・・。
この国はダメだ! と思うことばかりの毎日だが、昨日の地震速報は、やるじゃんと思わせてくれた。
ああ、尖閣諸島!
尖閣諸島の問題は、ニュースを見ていても耐えられない気分。
菅総理も国連で演説するなら、この問題触れてもよかったのではないか?
国連とアメリカと世界の世論を味方にするチャンスだったのではないか?
中国の横暴は許せない。
それはどの国にも、説明すればわかるのではないだろうか?
何を遠慮しているんだろう、日本の政治家は・・・。
三権分立もまったく機能していない。
船長の解放は、那覇地検の見解というが、日中関係に関する資料など何もないと言うではないか、那覇地検には・・・。
要するに結局政府の指示があったと言うことだ。
それをなぜ隠すのか?
政権交代を支持して来たけど、今回ほど白けたことはない。
何やってんだ、民主党の政治家は。
一方、司法の独立を逆手にとった検察の密室性と、ムチャクチャな取調べのあり方もとんでもないが、あれこれとんでもないことが起こり、言葉を失う日々である。
いい芝居
昨晩、青山円形劇場でシス・カンパニーの公演『叔母との旅』を観劇。
すごくよかった!
本(グレアム・グリーン原作、ジャイルズ・ハヴァガル脚色)も、演出(松村武)も、役者(段田安則、浅野和之、高橋克実、鈴木浩介)も素晴らしく、久々に心から拍手をした。
確実な仕事によって、円形の舞台に浮かび上がる人間のふわふわした不確かさとしたたかさとアナーキズム。
地味な公演だが、こういう見事な仕事をしている人達がいると思うと、気持ちが引き締まった。
私もいい仕事をしなければ・・・したい・・・出来るか・・・出来る・・・自信はなくとも想いは高く持とうと考えながら、家に帰った。
誕生日
古くからの長谷川博己ファンの皆様、ピントが甘いですが、スタジオでの彼の表情です。
芝居では見せないような普段の顔ですね。
15日の誕生日には、皆様にお祝いの言葉をいただき、ありがとうございました。
感謝します。
初のペイオフ!
夫が作ったオリジナル・キャットタワー。
天井近くでご機嫌のアラン。
日本振興銀行が破綻した。
中小企業を応援するという考え方に、アッパレな気持ちがしたことをなつかしく思い出す。
マスコミも諸手を上げて応援していたっけ。
今、淡々と、まるでどうでもいいことのように初の“ペーオフ”適用を告げるニュースを見ていると、不思議な気持ちがする。
私が毎日読んでいる勝谷誠彦さんの有料ブログに、次のように書いてあった。
『日本振興銀行の破綻はわざとこっそりと報じられているように私には思われて仕方がない。大マスコミにとってはオノレが持ち上げた「小泉的なもの」の末路だ。と同時にこのご時世に広告を入れてくれる、銀行は貴重なスポンサーだ。そこに「預金は危ないよ」とは書けないでしょう。振興銀の破綻は「特殊な人がやった特別なこと」で幕引きされるだろう。しかしその裏には国のカネで救ってもらったあまたの銀行がいるのである』
明智光秀と天海
「セカンドバージン」チームは、ただ今、シンガポールロケ中。
さっき監督から電話で、ロケ順調との報告があった。
私もシンガポールに行きたかったが、いろいろあって流れてしまい、結局、幼稚園から大学まで一緒だった友人達と日光に1泊。
シンガポールが日光・・・と思うと何だか・・・。
でも日光も素晴らしかった。
絢爛豪華な東照宮を見て、昔の人の土木技術の凄さに唸る。
写真は家康、秀忠、家光の徳川三代に仕えた天海の像。
天海は、家康をその死後も東照大権現として日光に祭り、徳川幕府の権威を不動のものとした宗教家である。
天海はミステリアスな人物で、本能寺の変の後、生き延びた明智光秀が実は天海であるとも言われている。
写真の像の膝元にある桔梗の紋は、明智家の紋と同じであるところが、この話の信憑性を裏付けているようでもある。
大河ドラマ『功名が辻』を書いた時、裏切りばかりの戦国の世で、筋の通った人間は明智光秀と石田三成だけだと思ったので、明智光秀が生きて、新しい人生を徳川と共に生きたと思うと、何だかうれしい。