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明智光秀と天海


「セカンドバージン」チームは、ただ今、シンガポールロケ中。
さっき監督から電話で、ロケ順調との報告があった。
私もシンガポールに行きたかったが、いろいろあって流れてしまい、結局、幼稚園から大学まで一緒だった友人達と日光に1泊。
シンガポールが日光・・・と思うと何だか・・・。
でも日光も素晴らしかった。
絢爛豪華な東照宮を見て、昔の人の土木技術の凄さに唸る。
写真は家康、秀忠、家光の徳川三代に仕えた天海の像。
天海は、家康をその死後も東照大権現として日光に祭り、徳川幕府の権威を不動のものとした宗教家である。
天海はミステリアスな人物で、本能寺の変の後、生き延びた明智光秀が実は天海であるとも言われている。
写真の像の膝元にある桔梗の紋は、明智家の紋と同じであるところが、この話の信憑性を裏付けているようでもある。
大河ドラマ『功名が辻』を書いた時、裏切りばかりの戦国の世で、筋の通った人間は明智光秀と石田三成だけだと思ったので、明智光秀が生きて、新しい人生を徳川と共に生きたと思うと、何だかうれしい。

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