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市川先生のコメント

先日のETVスペシャル、いろんな方が見てくださって、様々な反応があり、とてもうれしかったです。
ご覧下さった方、ありがとうございました。

私もOAで初めて見たのですが、市川森一先生のコメントがとても心に残りました。
「テレビ創生期の頃は、プロデューサーもスタッフも脚本家もみんな素人だった。だからドラマの世界では、既存の小説を原作にしてドラマを創った。
そのうちみんな力をつけて、テレビドラマをオリジナルで立ち上げることが出来るようになった。そして数々の名作が生まれた。
しかし、昨今また原作ありきのドラマ創りになりつつある。
それは再び、みんなが素人になってしまったからではないだろうか。」
簡単にまとめれば、こういうことなのですが、まったくその通りだと思いました。
プロデューサーも企画を考える時、自分の心に、何が面白いのか? 何を描きたいのか? を問う前に、本屋で原作を探すようになっています。それではプロデューサーも育たないし、脚本家も育ちません。
昨今、脚本家の世界は、お相撲の世界のように新人が育ちにくくなっているように感じます。
夢のある場所に生きていたいと思うのですが・・・。

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