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トカイ

インフルエンザと手を打撲したことを書いたら、あちこちからお見舞いのメールをいただきました。
ありがとうございました。
もう元気になり、仕事にも完全復帰していますので、ご心配なく。

ところで今月JALの飛行機で旅をされる方は、機内誌「SKYWORD」を開いて見て下さい。
ハンガリーのトカイ地方を15ページに渡って特集しており、紀行文を私が書いています。
カメラマンはスケガワケンイチさん。若いけれど素晴らしい写真家でした。
紀行文というのは初めての挑戦だったのですが、彼の仕事振りに触発されて、私も新人のような気持ちで文章を書きました。
しかしながら、写真と文章のコラボレーションというのは、実は難しいですね。写真の中身を文章が説明し過ぎるとつまらないし、その逆もまたそうです。
いろいろと勉強になりました。
今度、紀行文を写真家と組んでやる時は、もっと素敵なものを作ろうと意欲に燃えています。

貴腐ワインの生産地として世界遺産となっているトカイ地方は、朝、窓を開けると、霧が窓から入って来るほど、霧深い所です。その霧と湿度と温度差が、ぶどうに貴腐菌をつけ、世界に名だたるワインを造るのですが、そのあたりのことはスカイワードで読んでね。
トカイは信号機もない、企業の広告もない、静かな田舎でしたが、そこに生きる人々の、誇り高さと伝統を重んじる生き方に、胸打たれました。そしてトカイは、世界遺産の名に恥じない「神に選ばれし土地」なのだと感じました。
私は外国にはあまり興味ないのですが、ハンガリーのトカイとブダペストは、また行きたいと思っているんです。

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