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書く女

永井愛さんの二兎社公演『書く女』を世田谷パブリックシアターで観劇。『書く女』は樋口一葉を主人公にした作品だが、暗い薄幸の女性だと思っていた一葉が、実にイキイキと力強く生きたことがわかって、
目から鱗が落ちた。短い生涯だからと言って、気の毒だとは限らない。短期間に成熟した作品を生み出し、明治という時代に文学を志す青年達に囲まれ、女としてもかなりスリリングな時間を凝縮して過ごしている。男優陣がイマイチ色気に欠けるように感じたが、一葉役の寺島しのぶはいい女優だと思った。

終演後、ステージの上で、愛ちゃんとのトークショーに出演。一応私も“書く女”なので。
昨日まで大河関連イベントで東京を留守にしていたので、今日はぶっつけ本番だったが、長年の相棒だった愛ちゃんとだと、何とかなるものだ。
本番中も楽しかったし、こういう仕事ばっかりだったらいいのになあ。
帰りに久しぶりに愛ちゃんと飲む。酔っ払った・・・。

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