オサムが死んだ・・・。
昨日の朝、猫のオサムが死んだ。
いつも寝ていた私のベッドで、私の腕の中で逝った。
今年の1月18日に死んだマコト(16歳)は、動物病院のゲージの中で息を引き取ったので、オサムが逝く時は家で見送りたいと願っていた。だからそれだけが救いではある。
満19歳になる2週間前の死だった。
動物病院の先生も「僕は老衰と言う病気はないと思って来たけど、オサム君の場合は老衰ですね」と言っておられた。
目も見えにくく、耳も聞こえにくく、足腰も弱って、トイレに向かっても間に合わなくなっていたけれど、夫と私のことはわかっていたし、最後まで気持ちは通じていたと思う。
意識不明になる前まで、私のパジャマの上着の中に頭を突っ込んで来て甘えていたし・・・。
最後は痙攣が来て、呼吸が苦しそうになって、「お母さんがついてるから、こわくない、こわくない」と抱きしめて語りかけていたら、ふっと動かなくなった。
19年、心底かわいがったと思うし、オサムが私達夫婦に与えてくれたしあわせは計り知れない。
マコトの時もそうだったが、やるだけやったと思うので、涙は出なかった。悲しみより感謝。そして脱力感が残っている。
今年、ずっと一緒に生きて来た2匹の猫を失った。
でももうこれから20年近く生きる動物を飼うことは、最後まで責任がもてないので、しないつもりだ。
オサムとマコトが、我が家の最初で最後の猫だった。
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