宝塚100周年式典
5日、宝塚歌劇団100周年の式典が宝塚大劇場で行われ、出かけた。
4日と6日に往年のスター達と現役生が一緒に出演するショーが行われることは発表されていたが、5日の式典のことは明らかにされていなかったし、招待状にもくわしいことが書かれていなかったので、何だかよくわからないまま、とにかく100年に1度のことだからと思って、はるばる宝塚まで出かけた。
そうしたら、1500人の卒業生達が、式典に招かれて来ていたのである。
政治家やスポンサー企業の社長、歌劇団の仕事に関わった人(私みたいな・・)などもいたが、客席の大半は元トップスターや元タカラジェンヌ達だ。
遠くから仰ぎ見ていた数々のスター達が、すぐ傍に普通にいるなんて、私のような宝塚好きには、たまらない景色である。
劇場の外には、彼女達の姿を見ようと言う熱烈ファンがつめかけて、大変なことになっていた。
「美しき生涯」で一緒にお仕事した、元宙組トップの大空祐飛さんも、女らしいロングスカート姿でロビーに立っておられ、久しぶりにお話した。
舞台では、小林理事長や阪急の社長のお話、文部大臣賞の贈賞式などの後、現役生と音楽学校の生徒総勢490人が緑の袴で大階段に並び、「祝歌」「宝塚歌劇団団歌」「すみれの花咲く頃を」大合唱。圧巻だった。
式典の後のショーでは、100人の見事なラインダンスが披露され、普段なら絶対にありえない5組のトップスターが同じシーンに並んで歌い踊るという贅沢な演出があり、元タカラジェンヌ達も客席でノリノリ。
後輩達を歓声と手拍子で讃え、信じられないような劇場内の雰囲気だった。
みんなが宝塚の卒業生であることを、誇りに思っていることがよくわかる。
この日、同じ劇場に居ることが出来る私は、何としあわせ者だろうと、素直に思った。
夜のパーティーでは、宙組の若手達と再会。
大雨で寒かったが、そんなこと気にならないくらい、熱いめくるめくような1日だった。
他にも書きたいことがいろいろあったのだが、宝塚のことが長くなってしまったので、今日は宝塚のお話のみで・・・。
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