profile & book works top page
star
­

PAD

遅ればせながら、山中教授のノーベル賞記念講演の全文を読んでみた。
いろいろ感動的な所があったのだけれど、驚いたのは、アメリカから帰国後、PAD(ポスト・アメリカ・ディプレション)に悩んだという部分である。
アメリカにいたかったのに、日本に帰国せざるをえず、帰国してからひどい鬱状態になったそうだ。(ディプレションとは鬱のこと)
環境に絶望することは、誰でも経験があるはずだ。
山中教授の人生にも、深い挫折や絶望があったのだな~と、生身の共感があった。共感するのもおこがましいが・・・。
PAD(ポスト・アメリカ・ディプレション)という言葉が存在するというのも、何だかスゴイ。
アメリカはそんなにいい所なのか・・・。
京都大学といえども、研究の環境はそんなに貧しかったのか・・・。

­
­

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.5012.jp/ohishi/cgis/mt-tb.cgi/762

­

« 前の記事 | 次の記事 »