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1番。


オリンピックが終わった。
北京の時は、『四つの嘘』という連ドラを書いていて、ゆとりがなかったように思うけれど、今回はテレビやネット中継で自宅観戦に明け暮れた。
そして思った。
金メダルを取る人は、圧倒的に強い。
2位3位は僅かな差である場合が多いが、1位はおおむねダントツだ。
レスリングの吉田沙保里選手の揺るぎない強さ。
男子サッカーのメキシコチーム、陸上のウサイン・ボルト選手、競泳のマイケル・フェルプス選手、シンクロナイズスイミングのロシアチームなど、他の追従を許さない姿が印象的だ。
持って生まれた才能と努力はもとより、すべてのことがうまく回って勝利に輝く人は、神に選ばれた人なのだと思う。
それにしても、1番というのは、2番とはぜんぜん違うんだということが、こんなに痛いほど感じられるオリンピックは、今まであっただろうか。
国の代表になり、オリンピックに出るだけでもめちゃめちゃスゴイ。
そのことへの深い敬意はありつつも・・・。銀メダルの多い日本人選手の姿に、1番への遠い道のりを感じた。

写真は夕陽を浴びるアラン君。

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