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政治家の本音


今日発売の週刊新潮に、小泉元首相が谷垣自民党総裁に、三党合意を破棄し、消費費税増税法案を参院で否決し、内閣不信任案を提出し、民主政権を倒せと指南したと書いてあった。
どの面下げて、自民党は今更法案を否決するんだろう?
民主党も自民党も消費税増税は必ず行うつもりなのに、解散して何を国民に問うんだろう?
しかし、昔から“戦”とは、そういうものだという気もする。筋なんか通す必要はない。勝てばいいんだ、きっと。
石田三成くらいだろう、筋を通すために戦をした人は。
と思っている時、知り合いの政治家がこう言った。
「政治家だって、まず大事なのは個。それから党、それから国家です。だから選挙なんか、誰もしたくないのが本音ですよ。今持っている議席は1日でも長く持っていたい。だから解散総選挙は、そう簡単ではないでしょう」
国会議員は国民の代表であり、その点において、我々普通の人間とは立場が違う。天下国家は第一義ではなく、個が大事だと言い切るなんて・・・。
言葉を失うご意見だった。

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