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客席で・・・


『蜜の味』の執筆に追われながらも、宝塚宙組の『クラシコ・イタリアーノ』『ＮＩＣＥ　ＧＵＹ』東京公演初日を見に行く。
フジテレビのプロデューサーには、何やってんだ？　と睨まれながら・・・。
宙組は今年一緒に仕事をしたので、他の組と違って下級生まで顔がわかる。だから端っこまで気になってならず、楽しいけどその分疲れた。
客席にいても、何となく親戚のおばさんのような気分。
パンフレットによれば、今回はこの公演を最後に退団する生徒さんが６人もいるそうで、寂しくなるな～・・・と思う。
宝塚は普通の芸能界の何百倍もの厳しい世界なので、ここに選抜され、ここで頑張れた人は、どんな世界に行っても、やって行けるだろうとけど・・・。

2011年11月25日
大石 静
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