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コンビニの町


今日「蜜の味」７話です！　
見てネ。

３，１１以降、うちの近所の食べ物屋や洋服屋が次々につぶれて空き家になった。
そしてこの半年の間に、その空き家は全部コンビニになった。
小さなエリアに何メートル置きかにコンビニがあるという異様な光景。
だが驚いたことに、どのコンビニも繁盛している。
これが安くて便利で豊かだということなんだろうか。
各町に産業があり、その地の味があった時代へのノスタルジーなぞ、無意味なんだと思いつつ、こういう流れの先にＴＰＰってものもあるんじゃないかと感じる。
ＴＰＰのことは、いろんな情報を読んでも、見ても、よくわからない。私はこう思いますという所まで判断がつかない。
ただわかるのは、市場を広げ、その結果何でも便利で安くなれば、みんなしあわせという方向に、世の中が向かっていることだ。
人の豊かさとかしあわせは、本当にそういう所にあるんだろうか。
何かよくある当たり前の感慨だが・・・便利で安価で無個性なものに押し倒されたくないと私は感じてしまうんだけどな・・・。

2011年11月24日
大石 静
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