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千秋楽


まだまだ暑いですが、今日は立秋。
昨晩、宝塚歌劇宙組公演『美しき生涯』『ルナロッサ』千秋楽でした。
去年の秋に脚本を依頼されてから今日の千秋楽まで、長かったような短かったような・・・。
本日終演後、緞帳の裏側で、千秋楽の儀式に参加。
宝塚の作品を書くことは、私にとって人生の一大事でしたので、今日で終わりなんだな～と思うと、この公演で宝塚を卒業する３人の生徒さんのように、うるうるでした。
でも、私の仕事はこうやって、出会いと別れを繰り返してゆく所が刺激的なのだとも思います。
秋には『セカンドバージン』の映画も公開されますし、ドラマもありますので、気分を入れ替えて前へ進まなければなりません。
楽屋口の外では雨にもかかわらず、出待ちのファンの方達が、いつもより大勢おられ、私にも拍手してくれました。
こんな熱心なファンの方に支えられ、華やかな舞台に立つ生徒さん達は、しあわせ者な～と思いながら、家路につきました。
宙組公演『美しき生涯』『ルナロッサ』をご覧下さった皆様に、心からお礼申し上げます。

2011年08月08日
大石 静
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