ウィンブルドン
昨日というか今朝の、ウィンブルドンの男子決勝は凄かった!
ここのところ、毎晩深夜にライブでウィンブルドンのトーナメントをやっており、
何となく仕事がはかどらなかったのだが、昨日はさすがに手を止めて見てしまった。
雨で試合が中断した時に、慌てて原稿を書いたりしながら・・・。
フェデラーの6連覇を阻止して、ナダルが初優勝。
ウィンブルドン史上最長の試合。私も4時間半テレビの前に釘付けになっていて、心底疲れた。
フェデラーの204キロのサーブなんて、どんなんだろう。
明後日は『四つの嘘』の放送前日記者会見で、夕方からは台本の打ち合わせがあるので、明日の夜までには7話を書き上げないとならないのに、ヤバイかも・・・。
準決勝までまったく相手を寄せ付けなかったフェデラーは、決勝戦では終始ナダルに押され気味で、王者交代がひたひたと迫ってくる感じがし、切なかった。
だが、どんなピンチにも顔色を変えず、淡々としたフェデラーはカッコイイ! 力つきた後の表彰式でも、その表情は変わらず、涙を流してはしゃぐナダルに比べて、実にオトナって感じでグッと来た。
フェデラーは準決勝まではあまりに強くて、憎たらしいくらいだと感じていたが、決勝では強さと哀愁があって、いとしかった。
それにしても世界一になる人の顔はしっかりしている。フェデラーはまだ26歳なのに、40代みたいな貫禄があるし、ナダルも22歳だが、意志の強い輪郭のしっかりした顔だ。例えば日本の北島康介なんかも、アテネで金メダルを取ったのを見た時、若いのにしっかりした顔つきだと思った。最近の若い子は全体的に淡い印象の人が多いが、才能もあり、血の出るような努力をし、そして頂点に立つ栄光を手にした人間の顔つきは、明らかに違う。選ばれた人間は、やっぱり美しい。
それとかつての王者、ボルグが観覧席にいたり、マッケンローが放送席で解説していて、月日のうつろいも感じさせられた。ヤンチャな問題児だったマッケンローが、愛想のいいオジサンになってたもの。
私は王者じゃないし、日本一にも東京一にもなれないけど、いずれ時はうつろい、忘れられて行くのかな~なんて・・・まだまだ頑張るけどね。
だってドラマも放送になるし、本も次々出てるのよ。
7月10日より、『四つの嘘』毎週木曜夜9時、テレビ朝日
原作・脚本・わたし
監督 ・松田知、藤田明二
出演 ・永作博美、高島礼子、寺島しのぶ、羽田美智子、中村トオル、勝地涼
渡辺いっけい、野際陽子、ほか
エッセイ集『ニッポンの横顔』(中央公論新社)
ドラマの原作『四つの嘘』(幻冬舎文庫) 売れてます! うれし!
コミック単行本『再愛 ―さよなら、あなた―』(双葉社)8月1日発売
DVD『暴れん坊ママ』『功名が辻』『ふたりっ子・完全版』『恋せども愛せども』などもよろしく。
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