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モラルハザード

いつからこんなことになったのか？
社会保険庁のムチャクチャから、東京電力のいい加減さ、赤城大臣の幼稚な嘘だらけ体質・・・。
モラルハザードを憂う声が聞こえだして久しいが、姉歯元建築士の耐震偽装あたりから、その傾向はきわまって来たようだ。
特に国をリードする立場にある人達の無責任な姿勢には、あいた口がふさがらない。
こういう大人を見ていたら、人を欺くことなんて何とも思わず、ズルもやった者勝ち的生き方の人間が育ってゆくだろう。
私だって自分が一番大事な人間だし、人のことをとやかく言えるような生き方をしている訳でもない。だが少なくとも、赤城大臣よりは人生を甘く見ていないと思うし、姉歯被告より人の命には敏感だとは思うのである。

2007年07月27日
大石 静
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