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高知で亀田の試合を見た。

大河関連イベントで高知に来ている。
ホテルの窓の下には“鏡川”という竜馬が泳いで遊んでいたという川が流れ、すぐ目の前まで山が迫っており、夕方になるとその山に霧がかかる。
私は都会派だが、たまにはこういう自然が間近にある所もいい。
中東の石油はもう後50年ほどでなくなるというし、その前に石油は高騰するだろうから、そうなったら都会より、こういう地域に人が流れ、東京より高知の方が物質的にも精神的にも豊かな土地になるんだろう。

イベントが終わってから、部屋に戻って亀田選手の世界戦を見た。
私は子供の頃、ボクシングほど野蛮なスポーツはないと思っていたが、小説『四つの嘘』の取材で、後楽園ホールにボクシングの試合を見に行くようになって、考え方が変わった。リングの上には人生がある。夢を手にしようとする捨て身の若者の姿があって、すっかり魅せられた。ただの殴り合いではない、超高級スポーツだ。
名もなき選手の中には、寡黙で礼儀ただしく、顔もかわいい少年がいる。亀田選手の傲慢さとはほど遠い真摯な姿を目の当たりにした。
ボクシング人気が下降線の一途をたどる中、亀田親子の果たした役割はわからないではないが、対戦相手への敬意と礼儀を無視した態度は不愉快でしかない。
若者が、あのような態度をカッコイイなどと思うことのないよう、周りの大人は、しっかり意見してほしいものだ。
しかも昨日の疑惑の判定・・・。
それについては、新聞でもテレビでのいろいろ言うだろうから、私のような素人がここで何か言う気もないが、若者の無鉄砲な美しさなどをはるかに越えた傲慢さは、きちんと批判されるべきである。

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