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秀吉撮了。

昨日(というか今日の午前三時)、柄本明さん演じる秀吉の撮影が終わった。
夕方から、さし入れのおつな寿司を持ってスタジオにつめていたら、収録が押しに押して、終わったのは午前三時。
去年の八月、猛暑のロケから一年弱、昨日の秀吉は、よぼよぼのオジイサンになって、壮絶な最期をとげた。いい役者は老け役が上手だと、前から思っていたが、柄本さんの老けも見事。
大河ドラマは歴史的人物が次々と死んで行くので、そのたびにスタジオが寂しくなる。
信長、濃、光秀、市、吉兵衛・・・他にもたくさん死んじゃった。
上川君は夕方に自分の出番は終わっていたのに、午前三時まで残って、撮了セレモニーに参加。
彼のそういう義理堅さは好きだわ~。

わたしも待ち時間が長いので、NHKの中をフラフラ散歩していたのだが、NHKの中は迷路のようで、何度行っても理解できない。何でこんなにややこにしいのかといつも不思議に思う。
そのことをあるスタッフに言ったら、「本当かどうかわからないけれど」と前おきして、こう言った。
テロとかクーデターを起こした者が、簡単にニュースのスタジオに行かれないようになっているのだと。
確かに私も、NHKのニューススタジオがどこにあるのかも知らないし、あれだけ迷路だと、潜入した者も困るだろう。
私も、ドラマを撮っているスタジオとバラエテイー系を撮っているスタジオの場所の違いは把握しているけれど、ニュースをどこで撮っているのか、検討もつかない。
あんなに迷路のようなのに、館内の見取り図というか、地図というか案内図というものも、職員でさえ見たことがないらしい。
吉良邸の見取り図を手に入れて討ち入りをはたした赤穂浪士の話を思えば、館内の見取り図が外に出ないようになっているのだと考えられる。
放送局を占拠し、報道をコントロールしてしまえば、今の世の中、簡単に混乱するものな。
NHKも考えているんだと思った。
嘘か本当かはわからないとスタッフは言っていたけど、何か本当のような気のする話だった。

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