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私はどうすればよかったのか・・・。

こうなることはわかっていたとは言え、安保法案の強行採決に衝撃を感じる。
権力の暴走を監視するための憲法が機能しない状況だ。
立憲政治を平然と無視した首相のやり方は、傲慢としか言いようがない。
国立競技場のことには積極的に突っ込むのに、安保法制のことのには深くふれない放送局の姿勢にも、おかしなものを感じて来たが、どうすることも出来ず日が過ぎて行った。
同じ放送に関わる身として、やりきれない気分だ。
公共放送の意義は、国民が判断の材料となる情報を、わかりやすく伝える所にあると思う。
しかし、法律家でもわかりにくく、おそらく国会議員の多くが理解していないと言われる法案を、放送局のニュースや情報番組が、視聴者にかみ砕いて伝えていたとは思えなかった。
「朝生」もNHKの特別番組もあるにはあったけど・・・抑止力をはるかに超えた武力行使を可能とする法案をよしとする人達の意見は、私にはわかりにくいままだった。
一体これからどうなるのだろう?
自民党の議員が「消費税のように直接生活に関わる問題ではないから、国民はすぐに忘れるだろう」と発言したことを聞いても、言葉を失う。
忘れないようにしなければならない。

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