直筆の重さ
26日に消費税増税法案が採決されるそうだ。
民・自・公が組んでしまえば、何でも出来るから恐ろしい。
今回、野田総理は、嘘はついたもん勝ちだということを、自らこの国の子供達に教えたと思う。
こういうことが次世代の教育上、一番よろしくないのに。
考えが変わったなら、誠意をもって説明すればいい。それも逃げ続けたことは許されない。
最後まで言い続けたい。私はイヤだ、消費税増税なんて。
ところで、先週の週刊文春の『小沢一郎、妻からの「離縁状」』は、実に読み応えがあったけれど、ちょっとだけ奇妙な気もした。
あの手紙は、ジャーナリストの松田賢弥さんが、地元の支援者から手に入れたとあったが、いずれマスコミに載ることを、まったく意識しないで書かれた手紙だとも思いにくい。
隠し子のことで、夫人が傷ついたことは本当だろう。
小沢さんが放射能を恐れて地元を見捨てたことも本当だろう。
だけど何かもうひとつ、思惑と裏があるような気がする。
理由は・・・。
私は筆まめな方で、長い手紙も自筆で結構書く。
けれど、ああいう中身の重い手紙は、1通書いても心身ともに疲れ果てるものだ。
直筆で、しかも10通も書いたというエネルギーはただ事じゃない。ただ事じゃない事態であっても、10通も書けるんだろうか。
リアルに考えれば、相手によって長い短いもあっただろうけれど、ただ支援者へのお詫びとご報告の想いだけで書かれたものなのかどうか、やや奇妙だと感じたのは、その一点からである。
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