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デキる女たち


デスクの上に置いているシルクジャスミンの実。

今日の１６時、仕事の合間にテレビをつけたらＮＨＫＥテレで『プロフェッショナルな女たち』というドキュメンタリーをやっていた。
放送の第一線で働く女性プロデューサー、ディレクター達に密着したものだが、みんな鳥がだが立つほどカッコいい。
私は時々、テレビはこうあるべきという、誰が言うともない圧力の中で、息がつまりそうになるが、４０代の彼女達は、そんな中でも、自分が感じることを大切に、したたかに力強く生きている。
報道もドラマもバラエティーも、現場は相当苛酷だと思われるが、彼女らの風貌はしなやかに美しく、茫然と見入ってしまった。
こういう人達を見ていると、「女」でくくること自体が古いと感じる。
テレビはダメになるとよく聞くが、女であろうと男であろうと、こういう制作者がいる限り、テレビの未来は明るいと思った。
再放送があれば、ぜひ見て欲しい。

2012年03月18日
大石 静
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