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ふと思う健康保険の不思議。


もうすぐ選挙だ。
WOWOWの連ドラ「ママは昔パパだった」第二回目の放送と選挙速報が重なるのが残念だけど・・・政権交代がかなうように、私も選挙に行くつもりだ。
とはいえ、民主党政権になっても前途は多難だろう。
「官僚支配の打破」と民主党は言っている。自民党もとりあえず言っている。
しかしこの言葉、もう何十年と聞かされて来た。自民党政権下でも・・・。
それでも増え続ける天下り先をなくすことさえ、自民党の政治家は出来なかった。4000法人のうち、この20年の間にできたものを調べればてみたいくらいだ。天下り全面撤廃とか禁止とか、そんなこと民主党に出来るんだろうか。不安になる。
官僚はいろいろな数字を国民に示す。そして増税だと政治家をたきつける。
しかし示される数字は本当なんだろうか。
例えば「医療保険」
医療保険は赤字だ赤字だと、耳にタコが出来るほど聞かされて来た。
しかし、みんなそんなに病気になっているんだろうか。
私は元気そうに見えるけど、ガンもやっているし、長い入院生活を何度も経験している。だから様々な薬を一生飲まないとならない。それでも年間に支払う医療費は30万くらい。保険から支払われる医療費がざっと60万強。
だが私はそれ以上の保険料を支払っている。
老人の医療費が増え、それを若い人が支えるのは無理がある。だからお金が足りないのだと厚生労働省は言うけれど、それって国民の不安を煽ってお金を巻き上げる「俺々詐欺」みたいな手口じゃないのか?
国民皆保険というくらいだから、健康保険にはほとんどの人が入っているはずだ。そして普通ほとんどの人は健康だ。
そう思うと、本当に赤字なのかと、私は考えてしまう。
医療費が高いと言うのもウソだ。私は何度も長い入院をしているが、医療費そのものは高くない。高いのは座額ベッド料だけだ。
医療費が高い高いと言われ、診療報酬を安く設定されているお医者さんは、実に気の毒である。
同じことは「年金」にも言える。
現在年金を払っている人達のお金で、受給者に支払っており、高齢化が進んでお金が足りないと言うけれど、20歳から60歳までの人の6割が年金を支払っていると考えると、そんなにメチャメチャ足りないとは思えない。将来足りなくならないように積み立てていると言われても、何だか泥棒に貯金通帳をあずけているような気分になる。
官僚のやることも、政治家の言うことも、何も信用できないのが現状だ。
いざなぎ景気以来の好景気とうそぶいていた小泉政権下でも、赤字国債の発行額は、5年で250兆円もあったと言うではないか。
あれもこれもおかしなことばかりだ。
私のような素人が考えても、絶対ヘンだと思う。
そう思うと、選挙に行くのも虚しくなるが、でも政権交代は必要だと思うので、行くことは行くけど・・・。

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