2008年05月 アーカイブ
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7月連ドラ情報
7月連ドラ企画、今日情報解禁になりましたのでお知らせします。
毎週木曜夜9時テレビ朝日『四つの嘘』
原作・脚本:大石静
出演:永作博美、寺島しのぶ、羽田美智子、高島礼子 ほか
同じ高校に学んだ4人の同級生は、1人が外国で事故死したことから、25年の月日を経て再会します。
かつて生徒会長で成績優秀でスポーツ万能で、誰よりも輝いていた満希子(寺島しのぶ)は、退屈な専業主婦になっており、男を翻弄することだけが生きがいのような魔性の詩文は、娘を抱えて経済的に困窮しつつも、25歳のボクサーとの過激なセックスに溺れていました。脳外科医となったネリは、母校の外科教授にも推薦されていますが、仕事しかない生活に乾きを覚えています。
地球の裏側で事故死した美波が、夫も娘もいながら、他の男と一緒に船に乗っていたことが発覚し、さらにその男が25年前の因縁の人だとわかると、残された3人の心の中にも波風が立ち始めます。
そして、人生を揺るがす事件へと3人は導かれてゆくのです。
ご期待下さい!
DVD『暴れん坊ママ』『功名が辻』『ふたりっ子・完全版』『恋せども愛せども』などもよろしく。
6月には久々のエッセイ集も出ます。
去年の成都
地震に襲われた中国四川省の成都は、去年、私がNHKの仕事で行った場所だ。
国際空港も高層ホテルもある都市なのに、街の中は埃っぽく、物乞いする子供も多く、泥で固めただけというような妙な形の建物も多かった。
あの建物は、大きな地震でなくても壊れそうだったから、地震になったら中の人は逃げる間もなかっただろう。
普段でも清潔とは言えない街が、被災してどんなことになっているかと思うと、言葉もない。
日本も地震国だが、政府も政治家も、地震対策なんか、真剣にやってはにないだろう。
なぜなら、少子化を食い止めなければならない。子供を生め生めと言いながら、一方で産婦人科医が足らない状態を放置していた国だからだ。
こういう事態になることは、何年も前から読めていたはずなのに、自民党と政府と役人は大丈夫だと言い続けた。これまで何人かいたはずの「少子化担当大臣」なる人達も、一体何をやって来たんだろうか?
だからきっと地震対策も、まともにやっていないに違いないと思うのだ。
私達の明日の命は、風前の灯火だな~と思う。
成都の地獄は他人事じゃない。