宝山寺と近鉄のエピソード

GWの話に遡るが、故郷・奈良の生駒で1日だけのんびりできる日があった。
天気がよく、朝突然、生駒山に登ることを思い立つ。
てっぺんの山上までは大変なので、「宝山寺」を目指そう。
 生駒山中腹にある「宝山寺」

どうせ行くなら、少し知識を仕入れてからと、ネットで情報を検索した。

生駒ケーブルやトンネルなどいろんな周辺逸話がある中、
目を留めたのは、近鉄の創業時代のエピソードだ。

(以下はネットで情報収集をしてまとめたもの)
1914年春、近畿日本鉄道の前身「大阪電気軌道(大軌)」は
上本町~奈良間の路線を開通したものの、その2ヶ月には運転資金に
窮してしまった。給料どころか翌日の切符の印刷すらできない。

そこで、取締役支配人金森又一郎氏(元近鉄社長の金森茂一郎氏の祖父)は、
生駒山宝山寺に出向き、賽銭を貸して欲しいと頼み込んだ。
これに対し寺は「生駒に駅を設けることを依頼した」ことへの責任
を感じ快諾。賽銭(今で4-5千万相当)を現金で提供し、大軌は危機を乗り越えた。
ちなみに、大軌の社員の給料袋は、賽銭の硬貨で、ずっしりと重かったという・・・

その後、日本初のケーブルカーが生駒に開業したのは、
この話に対する大阪電気軌道のお礼の意味もあったという。

創業ってやっぱ大変だよな、ビジネスも義理・人情は必要だよな、
などと、100年近く前のビジネスエピソードに思いを馳せながら、
宝山寺の参道を登った。

  

#距離はたいしたことはないのだが、参道の急斜面には参った
#でも、ひさしぶりのさわやかな汗だった

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コメント

YUPOさん。毎度です。

北海道の北見にも桜が咲いたようで、
長い日本列島の春も、そろそろ終わりですね。


・・・・。
何役も成されることに驚きと、感心。
そして、元気をもらってます(^^)/
では、また。

TERA@松江

こんにちは、
記事に直接関係ないコメントで、申し訳ありません。
私は、「気ままな動画日記」というblogを立ち上げています。
貴方のblogに動画があったら・・・ なんて思い、送らせて頂きました。
誰でも簡単にできます、参考までに一度見てみてください。

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